腸活の目的は「免疫力アップ」「疲れにくい体」「老化の抑制」

Reライフ読者会議アンケートから

2021.09.27

 腸内環境を整える「腸活」で意識して取り組みたいトップ3は「免疫力のアップ」「疲れにくい体づくり」「老化の抑制(アンチエイジング)」。新型コロナの感染が急拡大した今年8月、朝日新聞Reライフプロジェクトが実施したアンケートで、こんな結果がまとまりました。新型コロナの流行が長期化するなか、「腸活」を便秘や下痢などおなかの調子だけでなく、全身の健康管理につなげたいという意識の高まりがうかがえます。

腸活の目的

日々の食事で「ヨーグルトやチーズなど」3人に2人

 読者会議メンバーを対象に実施し、新型コロナ後の体調変化や健康管理で心がけていること、腸活で取り組みたいこと、食生活で気をつけていることなどを聞きました。

 腸活の際、とくに意識して取り組みたいこと(複数回答)では、「免疫力を高める」(69.3%)が全体のほぼ7割に達し、「疲れにくい体づくり」(46.7%)、「老化を抑える(アンチエイジング)」(42.7%)を大きく上回る形になりました。「動脈硬化・高血圧の予防」(42.2%)や「肥満・糖尿病の予防」(38.2%)といった生活習慣病関連は4割前後、「ストレス性の下痢や便秘を抑える」(29.1%)、「もの忘れがひどくならないようする」(27.6%)といったストレスや心の健康についても3割近いひとが関心を寄せていました。

 日々の食事で気をつけていること(複数回答)では、ほぼ3人に2人が「ヨーグルトなどを食べる」(65.3%)をあげ、過半数の人が「栄養バランスに気をつける」(56.8%)や「野菜多めに食べる」(56.8%)、「納豆や味噌などの発酵食品を食べる」(53.8%)ことを心がけていました。一方、「雑穀米や玄米を食べる」(22.1%)や「炭水化物を控えめにする」(21.1%)、「魚類を多めに食べる」(20.6%)はそれぞれ2割ほどでした。また、肉類を「控えめにする」(8.5%)、「多めに食べる」(4.5%)はどちらも1割未満で、腸活とはそれほど強く関連づけていない形となりました。

日々の食事の心がけ

発酵食品+食物繊維で「腸内環境を育てる感覚で楽しむ」

 自由回答に寄せられた実際の工夫でも「毎日発酵食品を欠かさず食べる。とくにチーズやヨーグルトは朝食時に欠かさず食べる」(70代前半男性)、「ヨーグルトやチーズ、納豆やみそ、キムチやぬか漬けなどの発酵食品を意識して食べるようにしている」(40代後半女性)など、ヨーグルトをはじめとした発酵食品への関心の高さがうかがえます。

 「穀物不足で便秘になると知り、雑穀米を食べるように」(50代前半女性)や「食物繊維をきちんと摂取する。つまり、色々な野菜、穀物をとる」(別の50代前半女性)、「毎日わかめを食べるようにして、便秘がかなり解消された」(50代後半女性)など、食物繊維への気配りも少なくありませんでした。

 その両方を実践するひともいます。「発酵食品(ぬか漬け、ヨーグルト、みそなど)を手作りし、キノコを入れた具だくさんなおみそ汁を朝からいただき、ごはんにはもち麦を混ぜて・・・」という60代前半女性は「腸内環境をよくするために、育てる感覚で楽しんでいます」。

 一方、腸の不調については、「心配事や不安でおなかが痛くなることがある」(50代後半男性)、「環境が変化すると身体のリズムがすぐに変調してしまうので、長期の旅行はなるべく避けるようにしています」(50代前半女性)など、ストレスや環境変化に関係した悩みが少なくありませんでした。

健康維持の心がけ

 アンケートでは、健康維持で日頃気をつけていることやコロナ後の体調変化なども尋ねました。

 全般的な健康策では「散歩や体操」(49.2%)、「食事の量やバランス」(45.7%)が多く、次いで「睡眠をしっかりとる」(41.2%)、「決まった時間に食事」(38.2%)があがりました。コロナの流行が始まってから1年半の体調変化では、「足腰が弱くなった」(34.2%)、「疲れやすくなった」(29.6%)、「体重が増えた」(28.1%)がトップ3で、「よく眠れなくなった」(18.1%)、「意欲がわかなくなった」(17.6%)など、心とも関係した悩みが続きました。

体調変化で気になること

 調査は読者会議メンバーを対象にReライフプロジェクトのwebサイト「Reライフ.net」で2021年8月4日~26日に実施。有効回答は199人(男性45%、女性55%)。年代別では、49歳以下18%、50代31%、60代34%、70代13%、80代以上4%。

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