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適切な感染症対策は、健康寿命を延ばすカギ

感染症予防の観点から見た、人生100年時代における健康寿命

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2021.12.11

 感染症を罹患すると重篤になりやすい高齢者にとって、感染のリスクと重症化を抑えるための対策は、健やかで自分らしい日々を過ごすためにとても大切なことです。人生100年時代の今だからこそ考えたい感染症とその対策について、製薬企業として日本の公衆衛生に貢献するサノフィの瀨川陽介氏と、医療機関支援に取り組むシーユーシーの広田幸生氏が対談。感染症予防の観点から、健康寿命を延ばすために必要なことは何かを語り合いました。

サノフィ対談メイン
サノフィ株式会社ワクチンビジネスユニット新製品コマーシャル ヘッドの瀨川陽介氏(左)と、株式会社シーユーシー事業開発室長・チャレンジコロナPJプロジェクトリーダーの広田幸生氏

健康で自分らしい人生を送るために

瀨川 「人生100年時代」という言葉もすっかり定着し、多くの方が自分の人生を現役時代だけでなく、その先の70代、80代までイメージするようになってきました。しかも、みなさんご自身の生活の質、〈クオリティ・オブ・ライフ〉に関心が高いようです。私の周りにも趣味を楽しんだり、人と関わったり、前向きで、アクティブな高齢者が増えています。

広田 私たちは普段から、特に後期高齢者の方が多くいらっしゃる病院や介護施設の運営支援をしているので、「人生100年時代」という言葉は本当に大切なキーワードだと思っています。ただ、肝心なのは健康寿命をいかに延ばしていくか。働く年齢がどんどん延びていますし、なるべく元気な状態で歳を重ねていくことが、一人ひとりに本当に求められていると感じています。

瀨川 先日、弊社では30〜80代の男女8000人を対象に「成人の感染症に関する意識・実態調査」を実施しました。これは、感染症予防の観点から「人生100年時代」における健康寿命の延伸におけるニーズを探ろうと実施したものです。それによると、理想のセカンドライフを送る上で重視していることは何かという問いの答えに、「自身の健康」と答えた人が8割にのぼりました。この傾向はどの世代でも共通していて、健康意識の高まりを強く感じる結果となりました。
 もう一つ、私がこの調査結果から思ったことは、健康や病気に関する情報を能動的に収集する動きが活発だということです。スマートフォンが普及し、高齢の方でも以前より幅広い情報ソースから情報を収集されているようですね。

広田 確かに、病気を正しく予防したり、適切な治療を受けたりするには、自ら適切な情報を入手することは必要です。ただし、情報が入ってくるのを待っているだけでは、理想のセカンドライフを送ることは難しい。未病の段階から積極的・能動的に情報を入手していくことが必要な時代だと思います。
 医療の現場でさまざまな立場の人に関わる機会が多い私が感じるのは、医療・健康のリテラシーにはかなり個人差があるということ。情報ソースが多様化したことで、逆にその中から自分に合った正しい情報を選ぶのが難しくなっているのではないでしょうか。そういう意味では、情報を発信する側の質の向上も求められていますよね。

瀨川 今回の調査でも「情報ソースの正しさに不安を感じる」という声が多く寄せられました。その一方「多数のチャンネルから同じメッセージが出されていると、自分の持っている情報が正しいのだと安心できる」という声も。正しい情報が、さまざまなチャンネルから出されていることが大事なのだと思います。
 ただ、病院に通院されている方の場合、やはり医師や看護師から得られる知識や情報のインパクトが大きいという側面があります。多くの医療現場では、医師や看護師が直接患者さんと話す時間が十分に取れないという状況があるのも現実であり、情報へのニーズに応える体制がまだまだ不十分だと感じています。

広田 患者さんと直接話す時間的・人的な余裕があるかどうかは、病院や施設によってばらつきがありますからね。多くの医療機関において、医療者と患者さんの情報格差を埋める時間の確保には限界があると感じます。その辺りをフォローしていくような体制づくりが必要なのではないでしょうか。「人生100年時代」だからこそ、自ら医療に関する情報を積極的に入手し、取捨選択できる環境に整えていかなければなりません。

サノフィ瀨川氏

高齢者の健康を脅かす「感染症」

瀨川 私たちの健康を脅かす病気はいろいろありますが、ウイルスや細菌などの病原体が人間の体内に侵入して増殖し、発熱や咳、嘔吐などの症状を引き起こす感染症もその一つです。ただ、感染症は適切な対策をとることができれば、未然に防いだり、重症化を予防したりできるという特徴を持っています。だからこそ、正確な情報を入手し、感染を防ぐための対策をとることが重要です。

広田 高齢者は感染症に罹患すると、ときとして重篤になりがちです。私たちが支援する医療機関や介護施設では、あらゆる感染症に対して「持ち込まない」「かからない」を大前提に、さまざまな対策を打っています。

瀨川 高齢の方に特に気をつけていただきたい感染症には「インフルエンザ」や「肺炎球菌感染症」があります。また「帯状疱疹」も注意が必要な感染症の一つですね。昨今の新型コロナウイルス感染症の環境下においてよく報道されていましたが、高齢者は免疫が低下しているため重症化しやすく、合併症や後遺症のリスクが高いと言われています。

広田 万一、施設内でクラスターが発生すると、その地域の医療が止まってしまいます。これまでもインフルエンザが流行る冬場には、普段以上に情報収集と対策を強化する病院や施設が多かったのですが、新型コロナウイルス感染症でさらに危機感が高まっていますね。

瀨川 新型コロナウイルス感染症の蔓延は、多くの人々が「感染症」という病気を改めて意識する大きなきっかけになりました。報道でも感染症やその対策について目にする機会が増えたと思います。今回の調査結果でも8割の方が「感染症は注意すべきだ」と認識されていました。その一方で感染症にかかり、長期入院したり、完全に回復せず体調不良が続いたりすることを不安要素として捉えている方は1割前後しかいませんでした。
 免疫そのものが弱っている高齢の方は、そもそも感染リスクが高い。また、心臓や肺などの基礎疾患や糖尿病をはじめ生活習慣病などの既往症を持っている方が感染症に罹ると、合併症の進展がさらに進んでしまう恐れもあります。感染リスクと合併症の進展リスク。高齢者の場合はこの2面を注視して対策を取る必要があります。

広田 私が日頃から感じていることは、医療従事者の方々と患者さん、さらにその家族では、感染症に対する意識の差がかなり大きいということです。その差を埋めるためにも、やはり正しい情報や知識が必要です。新型コロナウイルス感染症に関しても、的確な情報を得て正確に判断しているかどうかは、人によってまちまちだったような気がします。正確な情報を、的確な人に、タイミングよく伝えていくこと。特に医療では正確さ、医学的エビデンスが大事ですからね。この部分については特にこだわっていくべきだと考えています。

シーユーシー広田氏

ワクチンのリスクとベネフィット

瀨川 感染症を予防するための対策としては、やはり「うがい・手洗いの慣行」「マスクの着用」、そして「ワクチン接種」などが挙げられると思います。その中でもワクチン接種は、重症化リスクの低減のためには有効な対策の一つです。
 これまで私たち人類は、ワクチン接種によってポリオや髄膜炎菌感染症など、重症化や死亡リスクの高い感染症の発症を抑えてきました。ワクチン接種の機会は、感染によるリスクが高い疾病に関して法律に基づいて市区町村が主体となって実施する「定期接種」と、自身の選択によってワクチンを接種できる「任意接種」があります。

広田 インフルエンザや肺炎球菌などの場合、自治体から定期接種の案内が送付されることもありますが、感染症対策としてのワクチン接種の有効性を認識されている方は多いのでしょうか。

瀨川 そうですね。先の実態調査におきましても、高齢者ほど感染症対策にワクチンが有効だという認識を持っている方が多いようです。打つか打たないかは別として、接種を考えるきっかけにはなっていると思います。ただし、今回の調査結果を見ると、季節性インフルエンザに関しては認識が高かったものの、肺炎球菌感染症に関しては認知が低いということもわかりました。そこには少し温度差があるようです。それぞれの疾患に関する情報の量なども影響しているのかもしれません。
 ワクチンは健康な方も含めて接種されるものなので有効性も大事ですが、安全性をしっかり理解した上で接種するかしないかを判断してほしいです。大事なのは、ワクチン接種のリスクとベネフィットを鑑みながら選択することではないでしょうか。

広田 確かにワクチンを接種するかしないかは個人の自由ですし、体質などの理由でワクチンを受けられない方もいます。受けないという選択をされた方たちへの差別が起きないようにする配慮は必要だと思います。一番の問題は、ワクチンを接種したい人に供給できない状況が生まれることであり、それを決して起こしてはならないと思っています。

瀨川 サノフィでは、国民の健康と医療現場を守るため、乳幼児から高齢者まで全ての世代が必要な予防接種を通じて、感染症予防に取り組む環境づくり(Life course immunization)を推進しています。予防接種の意義を正しく理解して接種を受けられる環境を整えるためには、医療従事者と被接種者の間での双方向でとられるコミュニケーションが重要であるため、高齢ではない方たちにいかにワクチン接種に関心を持ってもらうかも課題の一つだと思っています。感染症のリスクを身近に感じられない人たちは、どうしても危機感を抱きにくい。ただ、ワクチン接種をはじめマスクや手洗いなどの感染症対策は、自らが病気にかかりにくくなるだけでなく、社会全体で流行を防ぐ効果につながります。

広田 コロナ禍で私が思ったことの一つは、日本人は「公衆衛生」という意識を忘れていたのではないかということです。感染症対策は、自分が感染して辛くならないようにするためのものだけではなく、社会を守るため、エチケットの一つとして行うものだと思います。昔に比べて感染症の脅威に晒されることが少なくなっていたことで、日本人の「公衆衛生」の意識が少し弱くなっていたのかもしれません。

瀨川 感染症は自分が感染する恐れがあるだけでなく、他の人に感染させる恐れがある病気です。私も「公衆衛生」という意識が非常に大切であると考えています。
 今回の調査では「感染症に関する情報を入手したことをきっかけに、ワクチン接種を考えた」と答える方が結構いらっしゃいました。つまり、情報が人々に行動変容を促す一つのトリガーになり得るということです。私たちはこれからも感染症とその対策に関する情報、正しい情報を発信していかなければならないと思いました。

サノフィ対談B

人々の健康を守るための仕組みを

広田 私はコロナ禍で、日本の医療が抱えていた様々な課題が浮き彫りにされたと思っています。それを踏まえて、今後に備えた体制作りが必要ではないでしょうか。
 私たちは、患者さん一人ひとりが医療や治療の選択ができる環境を作りたいと考えています。それはサステナブルな医療体制・医療の仕組みづくりを行うことにほかなりません。行政や医療機関だけではやはり限界があります。感染症予防の仕組みにも民間の活力を使い、官民連携で実現していければと考えています。

瀨川 おっしゃる通りですね。私たちは製薬会社として、行政及び研究機関と臨床現場、さらに企業同士のパートナーシップなどによって正しい医療情報を広く一般に届けていきたい。正しい医療情報を広く一般に届けられる仕組みを作ることができれば、感染症に関しても適切に予防ができる社会が実現できるのではないでしょうか。

広田 私たちもこれまでは製薬会社と接する機会は意外と少なかったのですが、私たちシーユーシーが得意なのはコネクトすること。行政と製薬会社、そして医療機関の臨床現場を繋ぐことができれば、もっともっとできることはあるのではないかと考えています。例えば、医療に関する正しい知識、健康寿命の延伸や高齢者医療に関わる情報をどんどん発信し、広めていくことができるといいのではないでしょうか。

瀨川 そうですね。ワクチンを通じて日本の公衆衛生に貢献し、人々を感染症から守るという目標を掲げているサノフィと、高齢者医療の現場に精通しているシーユーシーがタッグを組むことで、医学と臨床の両方の側面から、ヘルスケアリテラシーの向上に貢献できることがきっとあると思います。「人生100年時代」の健康寿命延伸のためにも、人々の健康を守ることのできる社会環境づくりを目指していきましょう。

提供:サノフィ株式会社  MAT-JP-2111285-1.0-12/2021 
https://www.sanofi.co.jp/

(企画制作:朝日新聞社メディアビジネス局)

  • 瀨川 陽介(せがわ・ようすけ)

    サノフィ株式会社 ワクチンビジネスユニット新製品コマーシャル ヘッド

    2003年からサノフィ(株)にてMR(医薬情報担当者)、糖尿病・循環器領域製品マーケティング、Japanパシフィックリージョンマーケティングにて糖尿病治療薬や循環器関連の医療用医薬品など複数の製品マーケティング業務経験を経たのちに現職。日本の公衆衛生向上に貢献するためにワクチン領域の新製品ポートフォリオ戦略企画に携わる。

  • 広田 幸生(ひろた・さちお)

    株式会社シーユーシー 事業開発室長 チャレンジコロナPJプロジェクトリーダー

    外資系コンサルティング、(株)リクルートなどを経て、2015年からエムスリーグループの医療ベンチャー・シーユーシーにて在宅医療クリニックや病院などの医療機関運営支援に従事。2020年4月より新型コロナウイルスに対応するプロジェクトのリーダーとして自治体・医療機関・民間企業向けの感染対策コンサル、PCR検査、自宅療養サポート、ワクチン接種促進を支援。製薬企業やヘルスケアスタートアップと連携した新事業に携わる。

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