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<連載> ひとことブックレビュー

レシピに圧倒されながら読み物としても秀逸 笠原家の食卓が垣間見えてそれも楽しい

「笠原将弘のまかないみたいな自宅飯」を読んで/連載・ひとことブックレビュー

2022.04.07

 読者会議メンバーからブックレビューを募る企画に、「笠原将弘のまかないみたいな自宅飯」を読んだ感想が届きました。自由で楽しい笠原家の食卓が伝わってくる一冊のようです。

  • 笠原将弘のまかないみたいな自宅飯
  • 笠原将弘(著)
    出版社:主婦の友社

     著書累計127万部! 予約がとれない人気店として話題の「賛否両論」店主・笠原将弘さんが初めて語るプライベートレシピが一冊にまとまりました。和食だけでなく、イタリアンやタイ料理などジャンルも様々。コロナ禍で久しぶりに家族のために料理を作り、家族そろって食卓を囲むことで、3人の子どもたちの新たな一面が見えたり、成長を感じたりしたそう。ファミレスの味の再現や娘からのリクエストに応えたメニューなど、これまでとは異なる笠原さんの料理の魅力に出会えます。

自由な楽しさがあふれ出ている お子さんたちはひたすら食べる人かな? うちの娘と同じく

 ほんとは仕事終えて家でまで料理したくない笠原シェフがコロナ禍でそうもいってられず、自宅で家族のために作った料理たちを紹介したのがこの本。家なんだから何でもありありと開き直った「自由でいい。気楽でいい」(シェフの前書きより)楽しさが、あふれ出ている。
 レシピとの相性ってあると思っていて、私と笠原シェフは果たしてどうなんだろう? おそるおそる「細ねぎのポテサラ」から始めてみると、おいしい和食屋さんの味! 自分のポテサラもかなり自信あるのだけれど、これは別物、大人の味。
  「鶏胸肉のロースト スイートチリソース風」でも、いつもの鶏ローストが一つ上の味に昇格。
 レシピに圧倒されながらも、読み物としても秀逸。笠原家の食卓が、垣間見えてそれも楽しい。
 「終わりに」で、お子さんたちがコメントを寄せているのも新鮮。おそらく3人のお子さんはお手伝いもしないで、ひたすら食べる人かな、うちの娘と同じく。
(東京都 稲葉由紀さん 60代)

食卓を囲む様子が浮かんで心が温まり、レシピのコメントで気持ちが楽に 読み物としても大事な一冊

 ご自宅で家族を思い、いろいろ工夫して食事作りをされる笠原さんが満載の一冊でした。白衣よりエプロン姿、お子さん3人と食卓を囲まれている様子が浮かんで、気持ちが温まります。
 よく行くファミレスがサイゼリアとあり、なんだか安心。最後に子供さんたちからの笠原さんへのメッセージが載っていて、ご一家が身近に感じられました。
 レシピの材料も家ですぐにそろえられる物が多く、そのページのコメントを読むと気持ちを楽に取り掛かれました。レシピ本ではあるけれど、読み物としても大事な一冊になりました。
(埼玉県 新井幸子さん 60代)

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  • 笠原将弘
  • 笠原 将弘(かさはら・まさひろ)

    料理人、日本料理店店主

    東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」店主(愛称はマスター)。1972年、東京生まれ。高校卒業後「正月屋兆」で9年間修業したのち、父の死をきっかけに武蔵小山にある実家の焼き鳥店「とり将」を継ぐ。2004年に「賛否両論」をオープンし、すぐに予約のとれない人気店として話題になる。13年に名古屋店、19年に金沢店開店。テレビ、ラジオ出演、雑誌連載、料理教室など幅広く活躍。料理レシピ本も人気で、著書の累計は127万部を超えた。長女、次女、長男との4人家族。忙しい日でも子どもたちの弁当作りは欠かさない。

  • この連載について / ひとことブックレビュー

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