心も体も変わる! 大人の文化祭・Reライフフェスティバル2022春

人生を楽しむアクティブ世代のための文化祭

2022.05.23

 アクティブ世代の自分らしい生き方を応援する大人の文化祭「朝日新聞Reライフフェスティバル2022春」が3月12、13日にオンラインで開催されました。多彩な顔ぶれの講演や人気の「きくち体操」、老化をテーマにしたセミナーなど心も体も豊かになるプログラム。4月11日までの見逃し配信期間も含め、11万人以上が視聴しました。

 2016年に始まったReライフフェスは今回で11回目。コロナ禍のため、2020年秋からオンラインで開催しています。参加者と出演者が会場で直接触れあえなかったのは残念でしたが、遠方や海外の方からは「初めて参加できました」といううれしい反応も寄せられました。

 ・《読者の声》生き方のヒントがたくさん 読者会議メンバーが見たReライフフェス

 作家の小池真理子さんは夫で作家の藤田宜永(よしなが)さんを亡くした悲しみと喪失感の中でつづったエッセー「月夜の森の梟(ふくろう)」(朝日新聞出版)に込めた思いを明かしました。季節が移ろうなかで自身が取り残されたように感じつつ、夫の言葉や習慣などが「自然の森の中の風景と一緒になって色々な言葉になってあふれてきた」といいます。

 作家の五木寛之さんは記憶や人間関係、ロシアのウクライナ侵攻など様々なキーワードをもとに「捨てない生きかた」を考察。解剖学者の養老孟司さんは「良い人生とは何か」という子どもからの問いを軸に都市化や自殺、環境問題などへ思いをめぐらせました。中高年に人気の「きくち体操」では、創始者の菊池和子さんが仕事や家事の合間に手軽にできる体操を実演しました。

 動画配信は終了しましたが、当日の様子や出演者の活動などを下記の記事でお伝えしています。
 ぜひご覧ください。

● 目からウロコの日本史
絶対に変わらないようで確実に変わるのが歴史。読者の皆さんの歴史常識を覆すような目からウロコの情報満載です。
(河合敦さん/歴史作家、多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師)

歴史作家の河合敦さんと学ぶ「目からウロコの日本史」
● 捨てない生き方
思い出が詰まった「モノ」といっしょに豊かに生きる喜びを通じて「文化と社会」について五木先生がお届けします。
(五木寛之さん/作家)

54年前のブーツも人間関係も歴史も 五木寛之さんが追求する「捨てない生きかた」
● コロナと「ヒトの壁」
「コロナ」時代に、世界や「ヒト」はどうなっていくのか? 養老さんご自身の体験を踏まえ、多角的な視点からお話いただきます。
(養老孟司さん/東京大学名誉教授)

「良い人生とは?」 養老孟司さんを困らせる若者からの質問
● 老化はコントロールできる時代に――『見た目』から開く健康の扉(共催)日本抗加齢医学会
老化は病であり治療や予防ができるかもしれない――。最新医学を基に「見た目」研究の最前線を紹介します。
(山田秀和さん/日本抗加齢医学会理事長、近畿大学アンチエイジングセンター教授)

老化はあなた自身でコントロールできる 前向き思考、若いと思う気持ちも重要
(関連記事)見た目の若々しさに関心8割以上 5割以上の人が実年齢より5歳以上若く見られたい
● 小池真理子と読む『月夜の森の梟』
死別の悲しみと喪失感の中で書かれたエッセー『月夜の森の梟』の世界を、小池真理子さんが振り返ります。
(小池真理子さん/作家)

作家が描く喪失の世界 小池真理子さんが「月夜の森の梟」で伝えたかったこと
● Reライフ文学賞 授賞式(共催)文芸社
朝日新聞Reライフプロジェクトと文芸社が創設した「Reライフ文学賞」の授賞式。特別選考委員の内館牧子さんが入選作品の講評をしました。

内館牧子さん「人生を二度生きたいという思い、みなさんに」Reライフ文学賞講評
最優秀賞の鷹栖律子さん「記録に残したい執念がエネルギーに」
(関連記事)さまざまな人生に感動 読者会議メンバー参加でオンライン選考会
(関連記事)第2回Reライフ文学賞、6月5日から作品募集

● きくち体操でコロナ禍のフレイルを防ごう!
体の持っている力を最大限に引き出す「きくち体操」で、健康でバランスのとれた心身を育てましょう。
(菊池和子さん/「きくち体操」代表・創始者)

(関連記事)連載 いっしょに! きくち体操
● テクノロジーで変わる介護の世界 Sponsored by 朝日新聞社 厚生労働省補助事業
介護の世界を最新のロボット工学・デジタル技術の見地から紹介。テクノロジーの発展とともにアクティブシニアが活躍する可能性を探ります。
(いとうまい子さん/女優・経営者・研究者、片岡眞一郎さん/SOMPOホールディングス株式会社 Future Care Lab in Japan 所長、町亞聖さん/フリーアナウンサー)

(関連記事)特集 「これからのKAIGO」
● レディースアートネイチャーなふたりのおしゃべりタイム Sponsored by レディースアートネイチャー
プライベートでも仲良しの森山良子さん&清水ミチコさんが、「もっと人生を楽しみたい! 」と願うReライフ世代の背中を押す、楽しいトークを展開します。
(森山良子さん/歌手、清水ミチコさん/タレント)
● 山へ行こう~登山を楽しむ~
山登りの魅力について、山岳ジャーナリストの近藤幸夫さんと、山登りが趣味の大橋未歩さんがお伝えします。
(近藤幸夫さん/山岳ジャーナリスト、大橋未歩さん/フリーアナウンサー)
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朝日新聞 Reライフフェスティバル2022春 開催概要はこちら

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