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ついに届いた検査結果 認知症などの将来の病気リスクは?

フォーネスビジュアス検査体験記 第2回

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2023.03.23

予想しなかった結果に衝撃 オンライン相談を予約

 こんな気持ちで結果を待ったのは、数十年前の大学受験以来かもしれません……。以前受診した「フォーネスビジュアス検査」の結果が、約1カ月を経て私の手元に届きました。心筋梗塞、脳卒中、肺がん、そして認知症という、この先の健康寿命に大きく関わる病気の発症リスクがどの程度あるのか。さらには肝臓脂肪、耐糖能、心肺持久力といった現在の体の“実力”はどのようなものか。それがこの検査によって可視化されるというわけです。(※)

検査結果

 「フォーネスビジュアス検査体験記 第1回」で詳しくご紹介しましたが、検査そのものはわずかな採血のみで終わる手軽なもので、受診者の負担はないに等しいと感じました。しかしその後、私の血液は海を越え、米国の検査機関で約7,000種の血中タンパク質を測定する技術を使って検査されていたそうです。血液にはご苦労さまと言ってあげたい気がします。

 受診したクリニックから届いた封書の中には、将来の疾患予測と現在の体の状態を数値や色分けでわかりやすく表示した見開きの「検査結果報告書」と、それぞれの数値の見方を教えてくれる「検査ガイド」が入っています。それではお待たせしました、私の検査結果をここに公表いたします。

●    4年以内の心筋梗塞・脳卒中発症リスク……2.35%(低値群と比較した発症リスク倍率:2〜3倍)

●    5年以内の肺がん発症リスク……1.4%(平均と比較した発症リスク倍率:1.4倍)

●    20年以内の認知症発症リスク……13%(平均と比較した発症リスク倍率:0.87倍)

 うーむ、この結果をどう受け止めるべきなのでしょう。一見して明らかに悪いというほどではありませんが、心筋梗塞・脳卒中や肺がんの「発症リスク倍率」の高さは安心できるものではない気がします。認知症についてもこの結果だけを見れば悪くないようですが、そもそも20年以内の発症リスクが13%というのは、決して楽観できる状況とは思えません。

 報告書の右ページには、現在の体の状態が示されています。もともと体質的にアルコールがほとんど飲めないので、「肝臓脂肪」と「アルコールの影響」の値が最小だったのは予想通りでした。内臓脂肪は、私のようにやせていれば少ないとは限らないことを知っていたので不安もありましたが、こちらもひとまず問題なさそうです。

 ただし、心肺持久力(最大酸素摂取量)は最低でした。喫煙歴、というより禁煙しようとしてできない歴30数年の薄弱な意志と、リモートワーク中心で家から出ない日が多い現在の生活を鑑みればこれは当然かもしれません。それにしても、最低という結果はやはり重たいものがあります。

 さらに私にとって衝撃だったのは、「耐糖能」の結果です。そこにははっきり「異常の疑い」と記されていました。慌てて「検査ガイド」を開くと、追い打ちをかけるようにこんな言葉が目に飛び込んできます。耐糖能に問題があり血糖値の上昇を抑えられない状態が続くと、糖尿病の発症リスクが高まるとともに、動脈硬化が進み脳卒中や虚血性心疾患になりやすくなります――。

 糖尿病? 肥満とはほど遠い体形の自分には縁がないと思っていた病気のリスクが高いと言われ、頭の中は驚きと不安でいっぱいです。そこでオンライン健康相談のサービスがあると伺い、利用してみることにしました。そしてこれからの生活改善についてアドバイスしてほしい。結果と一緒に届いた「フォーネスビジュアスアプリのご紹介」を見ながら、すぐにコンシェルジュサービスを予約しました。

疾患リスクは高くないが 決して楽観はできない

 当日、パソコンを立ち上げて待っていると、予約時間ぴったりにコンシェルジュのKさんと回線がつながりました。画面の中に見えるKさんの明るい笑顔に緊張がやわらいだところで、早速本題に入らせてもらいます。

コンシェルジュ①

 まず心筋梗塞と脳卒中の発症リスクは、4段階の良いほうから2番目ですので、それほど悪い結果ではないようです。でも報告書を見る限りでは、「発症倍率」が高めであるような印象を受けました。

 「そうですね、心筋梗塞と脳卒中の発症倍率の数値は低リスク群の方々と比べた場合ですので、高めに見えると思います。ただ、仮に50人中1人しか発症しない程度のリスクだとしても、その1人が自分であれば100%なわけですから、それをどうお考えになるかです」

 なるほど、手放しで喜べる状態ではないものの、油断せず取り組めば幸ありという、おみくじで言えば小吉ぐらいの結果でしょうか。では肺がんについてはどうでしょう?

 「野田さんの場合は、平均よりもやや高め、中程度のリスクであることがわかります。肺がんは、脳卒中や心筋梗塞に比べると発症数が少ない病気ですが、がんの中では死亡率が高いので、安易に受け止めないことが大事です」

 レントゲン撮影も肺活量測定もせずに、血液検査だけでそれがわかることにあらためて驚きつつ、聞きたいことはまだまだあるので先を急ぎます。認知症のリスクはどうですか?

 「日本人おける高齢者(65歳以上)の認知症の人の割合は約18%、2025年には約20%になると言われています。その割合と比較して考えると75歳(20年後の私の年齢)までの発症リスクが13%というのは悪くないと捉えることができるかと思います。ただし特に男性は、仕事の一線を退いた後はまったく外出をしない、人にも会わないという人が少なくありません。刺激の少ない生活は認知症リスクを高めるので、そうなる前にしっかりと残りの人生の“種まき”をしてください。仕事とは関係のないコミュニティーに参加したり、定期的に人と会うような趣味を見つけたり。この先5年、10年がとても大事です。また、持病の悪化や生活習慣病も認知症の発症リスクを高めることになるので、生活習慣全般を見直すことも必要です」

 現在の体の状態に話がおよぶと、私は何よりも気になっていた「耐糖能」の件を質問してみました。そもそも糖尿病というのは、肥満の人がなる病気ではないんですか?

 「この検査でわかるのは、野田さんの場合は食後血糖値が下がりにくいということです。肥満は糖尿病の危険因子のひとつですが、やせているから糖尿病にならないということはありません。遺伝や運動不足の影響も大きいからです」

 実をいうと私は、日ごろ少しでも喫煙本数を減らすために、吸いたいと感じた時の2回に1回程度はチョコレートなどを口に入れて気を紛らわせています。自分では健康のために減煙しているつもりだったのですが、血糖値にとってはこれが非常に良くなかったようです。

 「甘いものだからダメというのではなく、重要なのは食べ方です。お菓子やデザートを食べるなら、食後すぐに適量食べる。またはダラダラと食べず、時間を決めて適量食べるかのどちらかにしましょう。食後血糖値を急激に上げない食べ方、および食後血糖値を下げるための時間を意識して、メリハリのある生活を心がけてください」

コンシェルジュ②

大切なのは生活のメリハリ 自分への理解が深まった

 メリハリ。確かに自分にいま一番足りないものはそれだと思い当たりました。特に仕事が在宅中心になってからは、その傾向が顕著です。毎日の通勤は多少なりとも運動不足の解消に役立っていたはずですが、それすらなくなったことで心肺持久力の低下にもつながったのかもしれません。

 コンシェルジュサービスの予約に使用したフォーネスビジュアスアプリでは、健康に役立つさまざまなチャレンジをユーザーが設定し、その達成状況を記録していくこともできます。私はまず、Kさんに勧めてもらった体幹トレーニングから挑戦してみることにしました。今のところ、弱りきっていた体幹がどれほど強くなったか定かではないですが、1週間ほど続けたころから運動があまりつらくなくなってきたのは事実です。以前に比べると、起き抜けに体のだるさを感じることも少なくなった気がします。

 同時に、毎日最低1回は外出すること(少し遠めのコンビニに行く程度ですが)を自分に課し、現在のところこれも続いています。またチョコレートのだらだら食べをやめるためにいろいろ試した結果、氷を入れた冷たい水を飲むだけでも、その刺激で吸いたい欲がある程度収まることを発見しました。

スマホアプリ

 「一度に全部やろう、全てを変えようと思うと苦しくてなかなか続きません。いきなり禁煙することが難しいなら、まずは普段より1本でも本数を減らす。少しでも良いほうに近づく。この検査は、そのためのきっかけです。そして今回の結果が良くても悪くても、定期健康診断や人間ドックは忘れずに受けるようにしてください」

 そう、この検査はあくまで「自分の体がどのような傾向にあるか、現在どのような状態にあると考えられるか」を示してくれるもの。気になる内容があればあらためて医療機関を受診し、必要な場合は早めに治療を始めることが大切です。

 将来の病気リスクや現在の体の状態を知った今回の検査は、私にとって大変貴重な体験となりました。しかしそれと同じぐらい大きいのは、自分への理解が少し深まった気がすることです。自分が日ごろどんな生活をしているか、あらためて気づくと同時に、良くも悪くもそれが自分の体をかたちづくっていることを再確認できた気がします。もちろん私という人間の中身はそう簡単に変わるものではないですが、行動を変えることなら今日からできる。そこに希望を感じました。体幹トレーニングや食べ方の改善は最初の一歩、健康は日々の生活がつくるということを忘れずに、これからも上手に自分の体と付き合っていきたいと思います。

 「将来の疾病リスクがわかる」と聞いて興味を持ち受けた検査でしたが、その後のオンライン相談がこれほど充実していることは予想外でした。単に数値の見方を教わっただけでなく、その改善方法までアドバイスをもらうことができ、個人的に今回の体験で重要だったのはむしろこちらかもしれないという気がします。オンライン相談もアプリ利用も、追加の費用は必要ありません。みなさまも機会があれば、ぜひ利用を検討してみてください。

・本検査は、健康保険の対象ではありません。医療機関の自由診療として実施されます。
・本検査は、特定の年齢層の方のデータを対象として行われた分析結果に基づき判定します。
・医師の判断によることなく、本検査の結果を、疾病の判断・治療・予防等に用いることはできません。
・本検査は、その結果の正確性や、他の検査方法と同等の結果の提供を保証するものではありません。
・将来の疾病予測に関する検査結果は、生涯にわたってのリスクを予測するものではありません。
・コンシェルジュによる健康相談およびアプリは、フォーネスライフからご利用者に直接ご提供するサービスです。これらは、ご利用者の生活習慣の改善、健康意識の向上をご支援するものであり、検査結果の改善や、疾病の診断、治療、予防等を目的とするものではありません。

(ライター 野田朋広)

(提供:フォーネスライフ株式会社)

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