朝ドラのモデル・牧野富太郎の物語『ボタニカ』と『マンガ ぼけ日和』贈呈

【商品モニター会メンバー限定】計8名様に

2023.03.28

 読者会議のみなさん(商品モニター会メンバー限定)に本をプレゼントする企画です。お好きな一冊を選んでください。応募締め切りは4月24日です。

今回の読者会議メンバープレゼント

  • ボタニカ
  • 3名様
    朝井まかて(著)
    出版社:祥伝社 

     4月スタートのNHK連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルである「日本植物学の父」、牧野富太郎。小学校中退ながらも独学で植物研究に没頭した牧野は、「日本人の手で、日本の植物相(フロラ)を明らかにする」ことを志し、上京。東京大学理学部植物学教室に出入りを許され、新種の発見、研究雑誌の刊行など目覚ましい成果を上げるが、突如として大学を出入り禁止に。私財を惜しみなく注ぎ込んで研究を継続するが、気がつけば莫大(ばくだい)な借金に身動きが取れなくなり……。不屈の魂で知の種(ボタニカ)を究め続けた、愛すべき天才植物学者。その情熱と波乱の生涯とは。

  • マンガボケ日和
  • 5名様
    矢部太郎(著) 長谷川嘉哉(原案) 
    出版社: かんき出版  

     本作では、認知症の症状の進行具合を、四季(春・夏・秋・冬)に分けて描きます。それぞれの時期に認知症患者さんにどんな変化が起こり、介護者さんはどう対応したら良いのかがわかる構成です。自身も介護家族だったという、原案を担当した認知症専門医・長谷川嘉哉先生の「介護する人に余裕がなければ患者さんを笑顔にすることはできない」という介護者に寄り添う目線を、矢部太郎さんがほっこりとしたタッチの絵柄でていねいに描写しました。切なくも愛(いと)おしい認知症患者と家族の日常を通じ、笑って、泣けて、不安がやわらぐ内容です。

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応募受付は終了しました

  • 朝井 まかて(あさい・まかて)

    作家

    1959年、大阪府生まれ。2008年、『実さえ花さえ』(のち『花競くらべ』に改題)で小説現代長編新人賞奨励賞を受賞してデビュー。2014年『恋歌』で直木賞、『阿蘭陀西鶴』で織田作之助賞、15年『すかたん』で大阪ほんま本大賞、16年『眩』で中山義秀文学賞、17年『福袋』で舟橋聖一文学賞、18年『雲上雲下』で中央公論文芸賞、『悪玉伝』で司馬遼太郎賞、19年に大阪文化賞、20年『グッドバイ』で親鸞賞、21年『類』で芸術選奨文部科学大臣賞と柴田錬三郎賞。他の著作に『落陽』(祥伝社文庫)、『白光』『朝星夜星』など。

  • 矢部 太郎(やべ・たろう)

    芸人・マンガ家

    1977年生まれ。1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。初めて描いた漫画『大家さんと僕』(新潮社)で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。シリーズ120万部超の大ヒットとなった。その他の著作に『ぼくのお父さん』(新潮社)、『楽屋のトナくん1』(講談社)などがある。

  • 長谷川嘉哉
  • 長谷川 嘉哉(はせがわ・よしや)

    認知症専門医、日本神経学会専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本老年病学会専門医

    1966年、名古屋市生まれ。名古屋市立大学医学部卒業。医学博士。祖父が認知症になった経験から医師の道を志す。病気だけでなく生活、家族も診るライフドクターとして、活動の範囲は医療、介護、社会保障サービスから民間保険の有効利用にまで及ぶ。在宅医療では開業以来、5万件以上の訪問診療をして、500人以上を在宅で看取(みと)ってきた。現在、医療法人ブレイングループ理事長として、在宅生活を医療・介護・福祉のあらゆる分野で支えるサービスを展開している。

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