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定年が視野に入っても、「まだまだ経費」が不安 

「人生後半戦のお金の習慣」を受講した中島一彦さん(52歳)

更新日:2018年09月29日

 「人生100年」と言われる長寿時代に、お金に困らず暮らすにはどんな心構えが必要か――。朝日新聞朝刊Reライフ面の連載で人気のファイナンシャルプランナー深野康彦さんが、東京と大阪で講座を開いた。その内容を、読者リポーターの一人である大阪府堺市の中島一彦さんに、受講してもらい、感想を投稿していただいた。「定年は視野に入ったものの……」と語る中島さんに見えたことは……。

 「人生100年時代」といわれる今、正直なところ、「100歳まで生きるにはどれくらいの蓄えが必要なのだろうか、必要経費がまだまだかかる現状で、100年人生への備えができるだろうか」といった不安ばかりが先に立つ。定年が視野に入ってきたが、「住宅ローンは残っている」「子どもたちの教育費はまだまだかかる」「超低金利のうえ、積立式投資信託の価値は目減りするばかり」というのが現状だ。

 深野さんは「リタイア後の人生設計とは、お金の『使い方』を考えること」と話した。80代以降はその健康状態から行動範囲が限定されてくる。だから、自由に動ける60代~70代のうちに人生を楽しむお金の使い方を考えるべきだ、という。自身を振り返ると、定年は視野に入ったものの、まだまだ必要な出費があり、なかなか楽観はできない。

 また、定年後の収入減を乗り切るため、「再雇用時と年金受給時の2段階を意識して、生活をダウンサイズしておくとよい」との指南があり、納得した。

 投資についての話もあった。「多くの企業が過去最高益を出し、株主への利益還元が増える傾向にある。つまり、配当金が増えている。銀行の金利は0.01%の時代に、株の配当利回りは3.5%にもなる」と深野さんは解説する。投資に必要な基礎知識として、経済動向をどうとらえれば良いかについても、有益な話が聞けた。だが、住宅ローンや教育費のことを思うと、どうしてもリスクのある投資に踏み切れない。必要経費が減らずに、収入だけ減るのではないかという不安は残った。(中島一彦 52歳 大阪府)

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