ReライフTOP読者会議最近の活動リポート

ビールってそもそも何? ビール党のみなさんに教えたい本 

「ビール今昔そもそも論」を読んで/連載・ひとことブックレビュー

更新日:2019年07月27日

 毎月のおすすめ本に感想を寄せていただく「ひとことブックレビュー」企画。ビール今昔そもそも論」を読んだ読者会議メンバーから感想が届きました。ビールにまつわるうんちくとおやじギャグが満載の本書を、女性目線で楽しんだようです。読者会議メンバーの長野眞理子さんは「アワイチ」に心ひかれたそう。

飲めない私が飲みたくなった「アワイチノススメ」
 仕事で一つのプロジェクトが終わると宴席が設けられ、楽しんでいる夫がいます。なんで、そんなに飲みたい衝動にかられるのか不思議でした。
 「事務系サラリーマン的なストレスの後では、苦みの感じ方だけが弱くなり、ビールはまろやかにおいしく感じられる」と書かれてあるではありませんか。ちゃんと理にかなっている。仕事をやり終えた後の達成感と疲労感の体にはうまい一杯なんですね。
 飲めない私も試してみたくなる項がありました。「アワイチノススメ」です。乾杯のとき、泡一センチのグラスに鼻を突っ込んで飲むふり。飲めないけど、同じものをという気持ち。そして、ホップの香りはリラックスさせる効果があり、ノンアルコールでもホップは同じなんですって。「だから、飲まなくてもビールで乾杯しましょう」とありました。今度飲む機会があったら、ウーロン茶ではなく、「アワイチノススメ」をしてみたい。(静岡県 長野眞理子さん 60代)

ビアパブで「通」ぶってみよう
 古代エジプト時代より、ピラミッド建設に従事する労働者に供されていたビールと各国の人たちとの関わり合いを学びたく、この本を読ませていただきました。
 本を読んで、世界には様々な種類のビールのタイプがあり、それぞれの国の風土や食べ物に合わせた楽しみ方があることを学べました。
 東西ドイツ統一後の議会選挙の際に、ドイツのビール条例を党是と掲げた政党が候補者を立てていたとか。ビール条例の通りの麦芽とホップだけで醸されたものだけがビールと思い込んでいました。日本のお米やコーンスターチが入ったビールを敬遠していましたが、これからはおおらかに楽しむことにします。と言っても、やっぱり、エビスビールが一番好きですけど。
 次にビアパブに行った時に、ベルジャン、ピルスナー、エールの順で飲んで「通」ぶってみようと思います。著者の端田さんのビール愛とおやじギャグ満載の本、出会えてとても楽しかったです。(愛知県 佐治多香子さん 50代)

珍しい味わいのビール、試してみたい
 ビールってそもそも何なの? これが結構難しい問題なのだそうです。
 この本を読むと、自分が「ビール」と考えるものが、日本の酒税法で定義された範囲内にあるものだということがわかります。世界には、アルコール度数が65.7度なんてビールがあるそうですし、明治以前に日本に来た外国人は日本酒を米のビールと呼んだとか。
 暑い日に冷えたビールの爽快感。なんとも言えません。でも、ビールの楽しみはそればかりではありません。うんちくおばさんだけは願い下げだけれど、情報を仕入れて、珍しい味わいのビールを試してみるのも一興。本書は最近のクラフトビールの事情にも詳しいです。
 よく行く酒屋に、春夏限定のオレンジビールが入荷しました。酒税法が改正になり、ビールと表示されるようになったものの、税金はどうなったのかな?
 情報の正確さに細心の注意を払い、好感が持てましたが、飲みすぎをたしなめる奥様を愚妻呼ばわりするのはいただけません。(東京都 小関安子さん 60代)

ビールバーの店長に教えてあげたい
 クラフトビール好き、エールビール好きな私にとって、ジャストな内容でした。各ビールの成り立ちをわかりやすく、重くなく書かれていて目からうろこでした。ビールバーでのうんちくにも使えそうです。「こんな本があるよ」と、ビールバーの店長に教えてあげたいと思います。(東京都 宮崎千明さん 60代)


 読者会議メンバーが読んだ本
ビール今昔そもそも論
端田 晶(著)
出版社:ジョルダンブックス

 「生ビールの“生”って何」「乾杯の起源は」ビールをよりおいしく愉快に飲めるネタが詰まった、現代ビールの必読書。話題のクラフトビールはもちろん、昔のビールの逸話や今に通じる雑学、誤解されがちなことを原点から見直した「そもそも論」など、読むとどんどんビールが飲みたくなってくる一冊。

ひとことブックレビューの連載

最近の活動リポートの関連記事

PAGE TOP