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後遺症に悩む日々 がん専門医の本で勇気が出た 

「『Dr.カキゾエ黄門』漫遊記 がんと向き合って50年」を読んで/連載・ひとことブックレビュー

更新日:2019年08月05日

 毎月のおすすめ本に感想を寄せていただく「ひとことブックレビュー」企画。「『Dr.カキゾエ黄門』漫遊記 がんと向き合って50年」を読んだ読者会議メンバーから感想が届きました。千葉県の三谷恵子さんは同じサバイバーとして勇気づけられた、といいます

先生、後遺症の専門外来を作って

 失礼ながら、私よりも6歳近く年上でいらっしゃる垣添先生が、日本縦断3500キロに挑戦されるなんて、最初は信じられませんでした。でも、毎日鍛錬され、最後まで歩かれたことにサバイバーのひとりとして勇気づけられました。
 私は大腸がんと告知されたとき、「大きいよ。どうして気がつかなかったの?」と主治医に言われ、とても悲しかったのを覚えています。主治医にしっかりと寄り添っていただきながら治療したことは決して忘れられません。でも、もっと悲しかったのは、後遺症のことを知らなかったことでした。
 私のような激しい便秘、1日20回前後のトイレ通いに、みんながみんな苦しんでいるとは思いませんが、後遺症はそれぞれあると思います。毎日苦しくても私はまだまだ元気です。骨粗鬆症が酷くても、垣添先生に負けないよう毎日注射しながら頑張っています。(千葉県 三谷恵子さん 70代)


 読者会議メンバーが読んだ本
「Dr.カキゾエ黄門」漫遊記 がんと向き合って50年
垣添 忠生(著)
出版社:朝日新聞出版

 天皇陛下の手術も行ったがん専門医の垣添忠生・日本対がん協会会長(77)は、妻を肺がんで看取り、自らも2度がんを経験した。昨年2月、一念発起して福岡を徒歩で出発。がん医療の中核的な全国32病院をできる限り歩いて訪問しはじめた。道中は幟を持ち、患者や家族支援を訴えて、多くの声に耳を傾ける。ハプニングを乗り越えて3500キロを踏破し、7月に札幌でゴール。がんだけでなく、日本の今も見つめた異色の冒険紀行。

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