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台風シーズンは下水道に影響 残り油の処理に気をつけて 

【読者会議/商品モニター会イベント】体と下水道の健康をテーマに座談会を実施

更新日:2019年09月12日

 朝日新聞Reライフプロジェクトは、家庭の生活排水について考える座談会を8月21日、東京・築地の朝日新聞社で開いた。読者会議からは4人のメンバーが参加。水から経済・社会・地域を考えるWebジャーナル「Mizu Design」編集長の奥田早希子さんの司会で、生活排水を減らす工夫などについて話し合った。

写真手前左から時計回りに、大塚寿枝さん、石川雅子さん、司会の奥田早希子さん 、直井知廣さん、井上準一さん

 「都市の機能を私たちの体にあてはめれば、下水道管は血管にあたります」と奥田さんはたとえ話をした。参加者たちは、捨てられた油が原因で下水道管が詰まるのは、人間で言えば動脈硬化になるのと同じで、深刻な状態であることに改めて気付かされたようだ。

 下水道には、生活排水のためだけではなく、もうひとつ、都市に降った雨水の排除という大切な役割があることを奥田さんが紹介。特に台風シーズンの大雨の際に、油やゴミなどで下水道が詰まっていると、この雨水排除機能が果たせなくなる。9月10日が「下水道の日」になったのは、この時期に特に注意喚起をする必要があるからだと教えてくれた。

 台所からの排水を減らしたり、より環境にやさしくしたりするため、家庭で簡単に実践できる工夫はないか。参加者の中には「排水管が傷むので油は流さないようにと母から言われ、実践している」という人がいた。「台所や洗濯の水をバケツにため、庭の散水に使う」という人もいた。

 「行政の啓蒙(けいもう)も必要」「若い人の意識改革には、学校教育も重要」といった意見も出された。「持続可能な社会の実現に向け、ひとり1人にできることが必ずあるはずだ」と、座談会を終えた参加者たちは、思いを新たにした様子だった。

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