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60歳すぎても「仲良し夫婦」の秘訣とは 

<Reライフアンケート・みんなの体験談>定年後の夫婦関係

更新日:2017年04月09日

 「定年後の夫婦関係」がうまく行く人、いかない人は、どんな違いがあるのか? 朝日新聞の朝刊Reライフ面で実施した「夫婦関係」に関するアンケートから、男性で「よくなった」「変わらない」と答えた人の回答を見ると、いくつかの「コツ」が浮かび上がりました。仕事を辞めて時間に余裕が生まれた分、相手を配慮する気持ちの余裕が生まれたとの声が多数。一緒の趣味や共通の話題を持つことも、良好な関係を維持する秘訣のようです。

 4月9日付朝刊Reライフ面では、記者がこうした体験談をさらに深掘り取材し、「離れて自由 あえて『卒婚』」という記事にまとめています。


「妻に感謝」派

 ●妻は岩手県花巻市の自宅で、私は青森市で退職までの6年間、単身赴任を強いられた。その間に東日本大震災に遭い、お互いに気遣う日々が続いた。仕事に夢中で取り組めたのは妻のお陰。妻は子育てに奮闘し、地域にも溶け込んで活躍してくれた。私が、妻と地域に恩返しをする番である。(岩手県 60~64歳)


「気持ちにゆとりできた」派

 ●リタイア前は、どうしても仕事中心で、ささいなことでいがみ合うこともあった。お互いに働いていると忙しさゆえか、精神的な余裕を持てず、相方を思いやる気持ちが欠けていた。リタイア後は、ゆったりと日々を過ごすことで、相方から多少の苦言があっても素直に自身を顧みることができる。お互いの人格を認め合うことが大切と思うようになった。(静岡県 65~69歳)

 ●お互いを思いやれるようになった。(千葉県 60~64歳)

 ●仕事最優先で生活していたが、定年後は妻にも配慮が出来るようになった。(京都府 70~74歳)

 ●時間ができ、余裕が生まれたのかよく話すようになった。(神奈川県 65~69歳)

 ●仕事を辞めて余裕が出て来たので相手のことを考えるようになった。(福岡県 65~69歳)

 ●気持ちにゆとりができた。(神奈川県 75~79歳)

 ●お互いに相手を思いやることが以前よりも深くなった。定年後に夫婦で優雅な旅行をする機会が増えている。(神奈川県 75~79歳)

 ●夫婦の会話が増え、お互いの考えを理解できるようになった。(神奈川県 65~69歳)

 ●一緒に行動する時間が増え、共通の話題で会話時間も多くなった。(東京都 65~69歳)

 ●好きなことができている。共助できている。(宮城県 65~69歳)

 ●接する時間が増えて、お互いをより理解できるようになった。(青森県 65~69歳)

 ●お互いの時間があるので、会話がしやすくなった。(千葉県 80歳以上)

 ●けんかをしてもお互いに尾を引かず、怒らなくなった。あきらめか、腹がたたなくなったのか。(神奈川県 70~74歳)


「家事手伝い」「共助」派

 ●夫が退職後、妻が一番嫌なのは、それまでは昼食は適当にしていたのが、夫の退職後は毎食準備をしなければならないことだと聞いていた。このため自分が退職した後は朝食、昼食、夕食の準備を買い物を含めてすべて引き受けた。妻は負担が大幅に軽くなり、大変満足している。(東京都 70~74歳)

 ●買い物や家事を共同で行うようになった。風呂掃除や洗濯物を干したり、取り入れたりを積極的に手伝うようになった。出かける時も共通の趣味を持って社会見学などに出かけて共通の体験を増やした。(東京都 60~64歳)

 ●定年前より話をするようになった。一緒に住んでいる認知症の母の介護を、私が定年前よりも多くしており、夫婦一緒に話し合っていろいろなことを解決しているからだと思う。(東京都 60~64歳)

 ●一緒に旅行したり、手伝いではない家事をしたりできるから。(三重県 65~69歳)

 ●リタイア前はお金の管理は私が主体的に決めていたが、リタイアし後は退職金から日常口座まで含めてすべての財産管理を家内にした。年齢差が大きく、先に逝くのは私なので。今は自分の口座はあっても残高も分らず、引き出す際の暗証番号まで家内が変えたので一切現金をおろすこともできなくなったが、結果、気持ちがスッキリして気楽になった。(三重県 65~69歳)


「趣味を満喫」派

 ●私は新たな仕事や趣味で忙しく、妻も多彩な趣味。その結果、暇を持て余すことがなく、家庭内でお互いが気を遣う必要がない。(山口県 70~74歳)

 ●妻が先に早期退職。私の定年退職後は、さらにコミュニケーションが深まった。毎月1回は妻の父親と一緒に温泉に行き、夫婦で地域の方々と福祉活動をしている。(神奈川県 60~64歳)

 ●40歳から単身赴任生活だった。3年前定年退職し、家内と2人で生活している。子どもは3人娘で、いずれも嫁いで孫3人。孫の話で盛り上がる。(千葉県 60~64歳)

 ●約5年前に定年退職し、48年間の銀行などの勤務から解放された。業種柄、特に若い頃は帰宅時間が遅くなることが多く、子どもの教育は妻に任せきりで、夫婦の会話も必要最低限だった。自由な時間が出来た現在は、日常の夫婦間の会話のみならずお互いの趣味の自慢話が出来たり、旅行や車での近距離ドライブなどにお互いの貴重な時間を使えるようになれてとても関係が良くなった。(千葉県 75~79歳)

アンケートは、2月13日~3月10日にウェブのReライフページで実施。「定年後、夫婦関係は変わりましたか?」の問いには211人が回答。うち男性は146人、女性は65人だった。

アンケート「定年後の夫婦関係」に寄せられた興味深い体験談は「定年後に夫婦関係が悪化した夫、3つの本音」にも掲載しています。

 Reライフ面では月替わりのテーマで皆さんの意見や体験談をお寄せいただき、紙面で取り上げます。最新のReライフ面アンケートの詳細はこちらページでご確認ください。
 回答を踏まえて記者が取材をお願いすることや、紙面だけでなくウェブページで回答を掲載する場合があります。あらかじめご了承ください。


*読者会議の詳細についてはこちら(http://www.asahi.com/relife/dokusha)をご覧ください。

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