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50代以上が語る 心に残った節約海外旅行 

<Reライフアンケート・みんなの体験談>あまりお金をかけずに心に残った旅

更新日:2017年05月23日

 朝日新聞朝刊Reライフ面で読者に呼びかけた「あまりお金をかけずに心に残った旅」についてのアンケート結果 海外編です。一見、高価そうな海外への旅も工夫次第で節約できます。ケチケチ旅行ならではの思い出も寄せられました。


ヨーロッパ


●30年くらい前に行ったヨーロッパ旅行が今でも心に残っています。航空チケットを日本で購入すると高いのでロンドンにいる知人に買ってもらい渡英しました。そのあと、車でスコットランドまで移動しましたが、宿はすべて当日にB&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)に電話予約し、野宿することなく好きなところを回りました。ドーバー海峡を船で渡り、鉄道でフランスやドイツ、イタリア、スペイン、オーストリア、スイスと回りました。友達と妹の3人旅行でしたが、今思うと、かなり無謀な旅行だったと思います(大阪府 女性 55~59歳)

●退職後、即バックパックでスペインに一人旅。ガイドブックを読んでB&BをFaxで予約してシンガポール航空の乗り継ぎ便でマドリードに。ターミナルからはシャトルバスで市内に。バスターミナルから地下鉄に乗り、道を訪ねながらマイヨールに。そこから迷いながらもやっと宿に。1カ月で各地を周り全部で15~6万円だったと記憶しています。それ以来5~6回行きました(大阪府 男性 80歳以上)

●ドイツに住む娘に会いに去年初めて海外に。格安航空券を使っての9泊11日だった。娘には安い宿舎を頼み、ケルン大聖堂、フランクフルトの動物園、ホストファミリーとの初対面、そのほか行きたい場所を伝えておき、スケジュール表を作ってもらった。土産も含めて夫と2人で50万円以内で済んだ。高速道路(無料!)で娘婿が最高速度200キロを出したのも心に強く残っています(愛知県 女性 55~59歳)

●大学生の頃、夏休みに友人とヨーロッパ各地を旅行しました。行き当たりばったりの珍道中、イタリア・フィレンツェでのことです。8月は休暇らしく、宿探しに四苦八苦。宿泊可能な修道院があることがわかり、電話してみると、「今からいらっしゃい」との返事でした。早速訪ねると優しそうなシスターが笑顔で出迎えてくれました。きちんと整えられたベッドが2台あるだけの清潔な部屋でした。女性のみ受け入れており、素泊まりで門限は夜9時とのことでした(神奈川県 女性 40~44歳)

●就職の決まった大学4年の息子と、無事大学に入学した娘、久しく家族旅行もしていないし、思い切って家族でイタリアへ行こう!となったのですが、家族4人での旅費を低く抑えるためローマ滞在型にしました。そこからフィレンツェやナポリに出掛けたのですが、毎朝の早朝出発でホテルのおいしそうな朝食を食べられず、子どもたちからブーイング。細心の注意をはらっていたのに、ローマでは白タクにぼったくられた。けれども、フリーの旅ならではの珍道中を家族で楽しめたことは宝物の旅の思い出となりました(東京都 女性 55~59歳)


東南アジア


●昨年11月、次男の休みに合わせたマレーシアへの旅行が、最近ではベストな旅でした。ネットで調べ、現地のビジネスホテルに4泊の、とても楽しい旅でした!息子の英語力とスマホ操作力、私の往年の突破力とずうずうしい力で苦難を物ともせず、多少ケンカしながらも和気あいあいと動き回りました。一番の思いでは、マラッカ市からクアラルンプールへの帰路です。バスが遅れてなかなか来ず、一緒に近くで待っていた地元の婦人に声をかけ、迎えに来たご主人の車でバスターミナルへ。間一髪で乗り換えバスに間に合いました。とても親切な一家で、帰り際、持っていた小さな風呂敷をプレゼントして別れました。このことで、いっぺんに、マレーシアファンになった私です(埼玉県 男性 60~64歳)

●オーストラリアに行く途中、トランジットで立ち寄ったベトナムのホーチミン。わずか半日程度の滞在だったが、商社マンのタクシーに相乗りさせてもらって市内へ。主だった名所を見た後、カフェで過ごし、隣に座ったドイツ人と語りあい、まるで映画のような半日だった。道端で若い女性が売っていた切り絵のカードは今も飾っている(島根県 女性 60~64歳)


中央アジア・インド・中東


●ウズベキスタン、サマルカンド、ブハラ、タシケントを電車、バス、乗り合いバンで移動。ケチケチと歩き回ったお陰で、あまり観光客の立ち寄らないモスクに立ち寄り、昼ご飯に招待されたり、道でいきなりブドウの房をもらったり、ひまわりの種をもらったり、食堂であま~いメロンをおまけでごちそうになったり、楽しい思い出がいっぱいです。英語がことごとく通じないので、絵を描いたり、写真を見せたりと苦労は多かったですが、みんなとても親切。よくタジキスタン人と間違えられ「タジク!タジク!」と声をかけられました(東京都 女性 45~49歳)

●イランのテヘラン滞在したおりにエルブレス山脈を越えてカスピ海へ。無論、往復の交通手段はハイヤー、途中のコーヒー屋でトイレ休憩し、運転手と一緒にコーヒーを1杯。再び出発しようとしたら、店の主人いわく、「見たところあなたは日本人。カスピで仕事をしている日本人がいるのは聞いていたがあなたもその1人のようだ。日本人は勤勉でイラン人の模範。よって今日のコーヒー代金は要らない」。50円のコーヒー代金が500円にも5000円にも感じられた(茨城県 男性 80歳以上)

インドのラダックを旅行中、民家にホームステイした。その家はソーラー発電の電気だけでテレビもなくかった。台所の薪のコンロで暖を取り、夜がとても長かったのを覚えている。まぶしくて目が覚めるとカーテンの隙間から月の光がさしていた。(東京都 女性 39歳以下)


中国・台湾


●シーズンオフの「北京・万里の長城」を巡る旅は2万9800円。2月の寒い時期の3泊4日の旅ですが、充実していました。ちょうど旧正月とぶつかり、中国人観光客で混雑していましたが、万里の長城は感動ものでした。「よくこんな長いものを作ったな~」と中国民族の歴史と偉大さを実感しました。安いツアーなので、ツアー客に買い物をさせるために色々なお店に連れて行きますが、一切購入せず。土産は、夜の自由時間にホテルの周りのスーパーを捜して安く購入。トータルで安上がりの旅でした(栃木県 男性 65~69歳)

●長女の留学先である台湾へ次女を連れて行ってきました。初のLCC(格安航空会社)で不安もありましたが、移動手段と思えばさほど苦でもありませんでした。台湾での移動はバスや電車でした。自分で動いているので駅名を必死に覚えました。その切り詰めた分で少しグレードの良いホテルに泊まりました。長女の大好きな地で本場のおいしいものを食べ、笑顔の絶えないすてきな旅となりました(東京都 女性 45~49歳)


オセアニア


●4年前、姉の知り合いが移住しているオーストラリアのパースへ行きました。ちょうどワイルドフラワーが真っ盛りで、珍しい花をたくさん見ることができました。ワイナリーや、地元の市場を案内していただいたり、ツアーでは行けないところをゆっくり楽しませていただいたりして、最も心に残る旅になっています。(大阪府 女性 65~69歳)

●75歳のとき航空会社のマイレージサービスを利用してニュージーランドを経由してタヒチへ。映画「南太平洋」の舞台のモーレア島や、イースター島にも行く。英語、スペイン語、フランス語のどれもできない一人旅でしたが、ゴーギャンのいたタヒチやイースター島のモアイ像を楽しんだ(東京都 男性 80歳以上)


中南米


●パナマへの往復の航空券を格安で購入した。ファクスで現地の宿を初日だけ予約。あとは、現地で宿や飛行機の旅券を買いながら移動した。行く予定の島へ渡る船に間に合わず、言われるがままにタクシーで見知らぬ街へ連れて行かれた時には、もう一人旅はやめようと思った。だが、いろんな奇跡が重なって、無事に帰国する飛行機に間に合った(東京都 女性 50~54歳)


米国・カナダ


●30年以上前から「ほぼお金をかけない旅行」オンリーです。アメリカにいた時は炊飯器と米を積んで、国立公園、カリフォルニア、ワシントン州、メキシコ、カナダ、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴなどを旅しました。現地ではまずモールを探し、スーパーを探し、危険が無い程度のモーテルに泊まりました(神奈川県 女性 55~59歳)

●カナダ奥地を訪ねる1カ月の旅を2回した。1回当たりの金額はかなりになるが、他の人の数回分の旅行に当たるし、数年に1回だから、考えようによっては安いものだった。警官の個人宅や安いB&Bに泊まり、公共交通機関を乗り継いで、航空機代も含めて1日当たり1万2、3千円で済ませることができた。日本人漁民や、ゴールドラッシュにつかれた人たちの知られざる苦難の歴史など興味深い事実を現地の人や資料から教えられた。思いがけない出会いや現地の人との交流は一生の宝物で、交流は6年以上経った今も続いている。この旅のすべては500ページを越える旅行記に残してある(埼玉県 男性 80歳以上)

●アメリカ西海岸のドライブ。2011年夏、サンフランシスコでレンタカーを借り、妻と一緒にカーメルやモントレー、サリナスを訪れた。夜は割安のホテルに宿泊。スーパーでおかずなどを買ってホテルの一室で安いワインを飲みながら食事。昼食はハンバーガーか大衆向きの中華食堂で済ませた。有名なカーメルの夕日はあいにく薄曇り。しかし、日中は晴天続きで、西海岸のきれいな海の景観を満喫できた。サリナスではスタインベック記念館を訪れて、「怒りの葡萄(ぶどう)」の実像に触れたような感慨に浸った(千葉県 男性 80歳以上)

●雑誌の懸賞で行ったニューヨーク旅行。旅行中の体験を写真と体験記で後日掲載する条件付き。メトロポリタンオペラ、NBA、NHLの観戦、美術館めぐりと盛りだくさんでしたが、条件付きの旅行は結構しんどいものでした。ついでに翌年確定申告をしなくてはならず、思いがけない出費が後からついてきました(北海道 女性 55~59歳)

 アンケートは、317日~416日にウェブのReライフページで実施。「『あまりお金をかけずに心に残った旅』があれば、教えてください」という問いに320人(男性187人、女性133人)が回答しました。
 514日付朝刊Reライフ面では、さらに記者が深掘り取材し、「【読者会議】道の駅・酒蔵・・・近場で満喫」という記事にまとめています。

また、<Reライフアンケート・みんなの体験談>「50歳を過ぎて実感 旅は時間を超越する」ページでもたくさんの旅の思い出を掲載しています。

 Reライフ面では月替わりのテーマで皆さんの意見や体験談をお寄せいただき、紙面で取り上げます。最新のReライフ面アンケートの詳細はこちらページでご確認ください。
 回答を踏まえて記者が取材をお願いすることや、紙面だけでなくウェブページで回答を掲載する場合があります。あらかじめご了承ください。


*読者会議の詳細についてはこちら(http://www.asahi.com/relife/dokusha)をご覧ください。

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