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【読者会議】ときめきは自分へのご褒美 

<Reライフアンケート>最近、ときめいていますか?

更新日:2017年08月06日

 誰かのことが気になったり、言葉を交わしてうれしくなったり。「最近、ときめいていますか?」とReライフ読者に尋ねたところ、たくさんのすてきな体験談が寄せられました。

心の重荷 軽くしてくれた彼

 「ときめきは、頑張ってきた自分へのご褒美じゃないかな」

埼玉県の女性(57)は、はにかみながらこう話す。「少しだけ、舞い上がってもいいかなと思っているんです」

 5年前、夫をがんで亡くした。闘病中、夫は短期の入退院を繰り返していたものの、日常生活が大きく変わることはなかった。「簡単には死なないんじゃないか」という思いを捨てきれず、別れの間際まで、死を想像できずにいた。

 「治療法を調べたり、やりたいことを一緒にしたり……。本当はもっとしてあげられることがあったんじゃないかって、後悔をずっと心に抱えていました」

 夫の死後も仕事や家事に追われる日々。昨年、そんな日常に少し変化があった。

 「同窓会をしませんか?」

 地元、九州の離島の友人からの誘い。メンバーの中に、1人の男性の名前を見つけ、はっとした。

 男性は小中学校時代の同級生。テニス部のキャプテンで、ファンクラブができるほどの人気者だった。話が合い、大学進学で地元を離れても、帰省の度に食事したり、ドライブに行ったりと、仲のいい友人関係が続いていた。

 お互いに結婚してからは疎遠になったが、30代のころ、同窓会で再会した際、「初恋の人だった」と告げられた。

 「そのときは恥ずかしくて本気だとは思わなかったけれど、あれから20年以上経った今回も『ぜひ参加してください。初恋の人ですから』と連絡がきたんです」

 年月を重ねた今だからこそ、その言葉が深く心にしみた。

 昨年開かれた同窓会の後、久しぶりに2人で食事をした。そのとき、家族にも言えなかった夫の看病への後悔を、初めて口にすることができた。心が、すっと軽くなる気がした。

 忙しい日々の中、みけんにしわを寄せる時間が多くなっていたが、再会のおかげで、彼に好きだったと言われた「笑顔」を心がけるようになった。肌の手入れも以前より丁寧にしている。

 「疲れているとき、『元気か?』とLINEでメッセージが来るだけでうれしくなるんです」

 でも、それ以上は望んでいない。あくまでベースは家族との生活。「ときめきは不可欠ではない」と断言する女性。彼の存在は家族にも内緒だ。「でもね、ときめきがあると、日々のいろいろなことを頑張れるんですよ」


教室仲間 やがて2人で・・・

 定年退職後、地域の中高年が集まる手話教室に参加しました。2年ほど続いた教室が終わって、気の合う数人が集まって食事に行くようになりましたが、その中から2人でも出かけるようになった女性がいます。お互いの連れ合いの愚痴を言ったり、いろいろな悩みにアドバイスをしあったり。
 恋愛関係ではありませんが、妻には秘密。新たな人間関係の広がりに、久しぶりにときめきのような気持ちを感じています。 千葉県 男性(60)


愛犬 甘えられると幸せ

 5年前、米国に住んでいる時に飼い始めた愛犬にときめいています。ニューヨーカーたちが公園で犬を散歩させている姿にあこがれ、オーストラリアンラブラドゥードルを家族に迎えました。きらきらした目がチャームポイント。周りの状況を判断できる賢さが自慢です。甘えてくるときなど、必要としてくれる存在がいて幸せです。 兵庫県 塩道由美子さん(53)


「きれい」妻に伝えたら

 今年の5月に結婚50周年を迎えた妻のことです。昨年、久しぶりに会った、いとこ夫妻と食事をした際、妻のことを「きれいな人ね」と言ってくれました。これを妻に伝えたら、美意識が刺激されたらしく、入浴中のマッサージや化粧品での肌のケアを入念にするようになり、どんどんきれいになっています。「きれい」と思っていても、私からはなかなか言えないもの。こんな形でも伝えることができて、よかったです。 新潟県 金子泉さん(79)

アンケート「最近、ときめいていますか?」に寄せられた回答は「ときめいて 焼けぼっくいが 燃え上がる」にも掲載しています。

 Reライフ面では月替わりのテーマで皆さんの意見や体験談をお寄せいただき、紙面で取り上げます。最新のReライフ面アンケートの詳細はこちらページでご確認ください。
 回答を踏まえて記者が取材をお願いすることや、紙面だけでなくウェブページで回答を掲載する場合があります。あらかじめご了承ください。


*読者会議の詳細についてはこちら(http://www.asahi.com/relife/dokusha)をご覧ください。

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