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【読者会議】今どきの育児に「へぇー」 

<Reライフアンケート>育児の常識の変化を感じたことがありますか?

更新日:2017年08月20日

 時の移ろいの中で、子育てのノウハウも様変わりしているようです。常識の変化を感じたことはあるかReライフ読者に尋ねたところ、驚き、戸惑い、賛同……多様な声が寄せられました。

叱り方・安全対策 変化を実感

 毎朝7時半、新潟市の倉又正子さん(64)宅に長女(35)が4歳と3歳の孫2人を連れてやってくる。長女はほどなく出勤。平日のいつもの光景だ。

 倉又さんは、多忙な長女に代わって2人に朝食を与え、保育園に連れて行く。夕方に迎えに行き、たっぷり公園で遊ばせて帰宅。夕飯を食べさせ、午後7時半に長女が迎えに来るまで面倒を見る。

 倉又さんは2男1女を育てたが、転勤族だったこともあり、育児を親に頼ることはなかった。「嫁いだのだから実家に頼るべきではないとの考えだったけど、時代は変わりましたね。まさかもう1回子育てするなんて」

 30年前と比べ、子どもの叱り方は大きく変化したと話す。娘・息子を育てたときは「○○しなさい!」と頭ごなしに叱ってしまったのに、今は「どうしたいの?」と孫の気持ちを尋ねたり、「今日は雨だから公園では遊べないよ」と説明したり。「娘夫婦の考えを尊重しています」という。

 以前は赤ちゃんに盛んに日光浴させたが、今は紫外線の影響を考え、日焼け止めを塗ることもあると知った。自動車のチャイルドシート設置の義務化や保育園のセキュリティー強化など、子どもを守る対策もより徹底されるようになったと倉又さんは感じている。

 「『昔はこうだった』とこだわると、頭の回転が遅くなりそうで。今はそうなのね、と、淡々と受け入れるようにしています」

 夫の章さん(64)は、子どものおむつを替えたり、夜泣きで目を覚ましたりした記憶はない。「仕事で疲れていたし、育児は妻の役割と思っていました」と明かす。いま孫と過ごす時間が増えたことで育児の大変さに直面し、数十年前の妻の苦労にようやく思いをはせられるようになったと話す。

 章さんが孫を保育園に送迎すると、同様に送り迎えする多くの父親たちを見かける。「父親の育児参加が当たり前になったんだと痛感します。これも育児の常識の変化ですね」


■最新の情報学び 理解者に

 約30年前、義母に「ハチミツは乳児に与えないんですよ」と伝えたら、「何言ってるの?」と理解してもらえなかった苦い思い出があります。長男夫婦に2歳の孫がいますが、あんな思いはさせたくない。テレビや新聞、スマホで最新の育児を学び、良き理解者であろうと努めています。口うるさく思われたくないけど、「足の形に影響するそうだから、靴のお下がりはやめてね」など、これぞという情報をメールで伝えています。 神奈川県 女性(58)


■息子夫婦 家事と育児折半

 共働きの息子夫婦は、家事も育児も完全に折半。宅配弁当を利用し、冷蔵庫はガラガラ。それでも週末は魚をさばいて刺し身をつくるなど、自分たちなりに頑張っている。妻は「息子がかわいそう」などとぶつぶつ文句を言っているが、これが今時の家族の姿。仲が良いのが何よりだ。一方、専業主婦になった娘のダンナさんはモーレツ社員。孫の成長に伴い、二つの家庭にどんな違いが出るのだろうと、ちょっと興味深い。 兵庫県 男性(66)


■祖父母世代 柔軟性持って

 助産師として月30件ほど赤ちゃんのいるお宅を訪問しています。実母や義母らが白湯を与え、厚着させるといった「昔の育児」を強要したり、「保育園に預けるなんてかわいそう」といった無理解な発言をしたり、新米ママを困らせる現場に度々遭遇します。育児の常識が変わっていく中で、祖父母世代は新しい知識を受け入れる柔軟性を持ち、奮闘しているママ・パパに共感しながら接してほしいと、心から願っています。 東京都 田中淑恵さん(55)

 Reライフ面では月替わりのテーマで皆さんの意見や体験談をお寄せいただき、紙面で取り上げます。最新のReライフ面アンケートの詳細はこちらページでご確認ください。
 回答を踏まえて記者が取材をお願いすることや、紙面だけでなくウェブページで回答を掲載する場合があります。あらかじめご了承ください。


*読者会議の詳細についてはこちら(http://www.asahi.com/relife/dokusha)をご覧ください。

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