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忘れ得ぬ 子ども時代に読んだ本 

<Reライフアンケート・みんなの体験談>あなたの人生を変えた本

更新日:2017年09月04日

 読者アンケート「人生を変えた本」についてReライフ面の読者に尋ねたところ、児童文学や絵本、小中学生の時代に読んだ作品を挙げた回答が意外にありました。シリーズ2回目は、みなさんも一度は手に取ったかもしれない、懐かしいあの本です。


「赤毛のアン」(L・M・モンゴメリ)

・中学生で出会ってから落ち込んだ時には必ず読み返して元気をもらいます。死ぬまでに必ずプリンスエドワード島へ行くつもりです。(神奈川県 女性 65~69歳)


「クマのプーさん」(A・A・ミルン)

・子どもから大人へ一歩踏み出した。(東京都 女性 55~59歳)


「火うち石」(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)

・子どもの時に読んだアンデルセンの童話。短編だったが、とてもインパクトがあった。この話を読んで本が好きになり、教員の仕事を選んだのかもしれない。子どもに童話を読むきっかけになった。教員をやめた現在、自分で童話を書いている。(神奈川県 男性 65~69歳)


「星の王子さま」(サン・テグジュペリ)

・小学生のときに読んで、とても不思議な感覚。わからないわけではないけれど、わかったと言い切れない感じ。これを元々のフランス語で読んでみよう、ということで、大学での外国語にフランス語を選択し、その後も自分の研究分野(憲法)でもフランスとの比較を行うことになりました。出発点となる本であり、何度読んでもそのたびに発見のある本です。(大阪府 男性 50~54歳)


「次郎物語」(下村湖人)

・小学校6年生の頃に読み、自分を見つめ直すきっかけをもらいました。内容は覚えていません。でも読んだ時の感情は残っています。クラスではボス的な存在だった、自分を変えてくれた本です。今のままじゃいけないと。中学校に進学する時、まず第1段階、高校に進学する時に第2段階、自分を変えていきました。(島根県 女性 55~59歳)


「リンバロストの乙女」(ジーン・ポーター)

・頑固で偏屈な母と質素に暮らす美しく素直で賢い娘。思いやり深い少女の姿があまりにも理想的で、感銘を受けた。クラス替えのとき、今年の目標を訪ねられ、「相手の立場になって物事を考えられるようになりたい」と答えてしまったのが運のツキ。優等生を演じなければならない義務感を抱えてしまったのだった。いまや「相手の立場で考えること」は人生の宿題みたいなもの。(北海道 女性 55~59歳)


「ずーっとずっとだいすきだよ」(ハンス・ウィルヘルム)

・小学校の国語の教科書に出ていた話。初めて本で泣いた。死というものを知った(わかった)。(兵庫県 女性 39歳以下)


「アンネの日記」(アンネ・フランク)

・姉の中学の国語の教科書に抜粋が載っていて、初めて読みました。それまで戦争は、国と国の戦いで漠然としたものでした。しかしそのように迫害された人々がいることを初めて知り、その中に自分と同じくらいの年の少女がいたことが衝撃でした。またその少女の日記の内容がとても思慮深いものであったので、自分も物事をよく考えるようになりました。今でも戦争、ユダヤ人迫害についての本は目につくと読みます。(滋賀県 女性 55~59歳)

・小学4年のとき読んで感銘を受けて以来、世界の強制収容所に行くことを旅行の糧としてきました。ベルゲン・ベルゼン強制収容所に行けたときには、感動のあまり足が震えました。私と同じような人々がたくさんいたのも印象に残りました。(愛媛県 女性 40~44歳)


「落語全集」
・小学3年生の時、兄のように親しくしていた人から借りた。私は、引っ込み思案のおとなしすぎる子どもで、母親は心配していました。落語全集を読んで、その面白さを知り、ラジオの公開放送で実際の落語を聞き、自分でも落語を語り、人を楽しくしたいと思いました。学校で落語のネタやダジャレを言うと友達が喜んでくれました。人前で話すことが出来るようになり、人を楽しませるような性格に自分を変えることが出来ました。(東京都 男性 70~74歳)

 アンケートは、7月7日~8月10日にウェブのReライフページで実施。「あなたの人生を変えた本を1冊、教えてください。その本でどう変わりましたか?」という問いに138人が回答した(49歳以下17%/50代37%/60代33%/70代以上12%)。9月3日付朝刊Reライフ面では、さらに記者が深掘り取材し、「【読者会議】この1冊に出会えたから」という記事にまとめています。

 Reライフ面では月替わりのテーマで皆さんの意見や体験談をお寄せいただき、紙面で取り上げます。最新のReライフ面アンケートの詳細はこちらページでご確認ください。
 回答を踏まえて記者が取材をお願いすることや、紙面だけでなくウェブページで回答を掲載する場合があります。あらかじめご了承ください。


*読者会議の詳細についてはこちら(http://www.asahi.com/relife/dokusha)をご覧ください。

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