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配偶者と同じ墓に入るのが「当然」 男性5割、女性は3割 

Reライフ白書 「お墓の悩み」アンケート

更新日:2017年11月05日

 Reライフ面の読者に「お墓についての悩みはありますか」と尋ねたところ、約7割が「ある」と答えました。特に「遠すぎて、墓参りが一苦労」「子どもがいないので、将来墓守をどうするか」といった維持・管理に関する悩みが目立ちました。配偶者と一緒の墓に入ることへの抵抗感は、女性の方が明らかに大きいことも分かりました。

 アンケートは98日~105日にウェブのReライフプロジェクトのサイトで実施しました。有効回答は男性148人、女性273人の合計421人。その年代別の内訳は、49歳以下10%、5035%、6038%、7014%、80歳以上3%でした。

 回答者の特徴として、50代女性が126人と全体の3割を占めるのに対し、50代男性は22人にとどまり、50代の男女の数で約6倍の差がありました。そうした傾向も踏まえつつ、全体的な傾向を分析しました。

 「墓についての悩みがあるか」という質問への答えは、「ある」が71%、「いいえ」が29%。男女別では女性の77%が「ある」と答えたのに対し男性は60%と差が開きました。


 「ある」と答えた人を年代別でみると、女性で最も多いのは50代の50%(105人)、次いで60代の28%(60人)。男性では60代の49%(44人)が最も高く、次いで70代の27%(24人)でした。

 女性の方が平均寿命では6歳ほど長生きなのにもかかわらず、墓への悩みは男性より多く、悩み始める時期も10歳ほど早いという結果になりました。 

 最も目立った維持・管理に関する悩みについて、自由記述形式の回答を読むと、いくつかの型に分類できました。

 おが遠隔地にあることを負担に感じているケースや、「後継ぎの子どもがいない」「男のきょうだいが実家にいない」など将来、墓守をする人がいないことを悩みに挙げる人が目立ちました。これらの解決策として「墓じまい」や寺に預ける永代供養を考えている人も多数いました。しかし、いつ実施するのか、タイミングに悩んでいるという回答が散見されました。

 「配偶者と同じお墓に入ること」については七つの選択肢で尋ねました。「当然だ」は38%を占め、次いで「悩む」10%、「仕方がない」9%、「できれば避けたい」6%、「絶対に嫌だ」4%の順となりました。

 これを男女別でみるとかなり様相が違います。

 男性は「当然だ」が54%と半数を超えました。「仕方がない」と「悩む」はともに5%、「できれば避けたい」と「絶対に嫌だ」は各1%。これに対し女性は「当然だ」が30%にとどまり、「悩む」13%、「仕方がない」11%、「できれば避けたい」8%、「絶対に嫌だ」5%の順でした。

 「ご自身の遺骨はどうしたいですか」という問いには、散骨か樹木葬のいずれかを挙げた人が4割近くに及びました。遺骨を処分して何も残さないことを希望する人も少なからずいました。こうした人は自由記述で、「自然にかえりたい」「子どもたちに墓守の負担をさせたくない」などの理由に挙げています。お墓はあって当たり前だという「常識」がかなり崩れているようです。

 また、「嫁いだ先のお墓に入りたくない」という女性からの回答が相次ぎました。信仰の違いから、配偶者や家族とお墓を別にしなければならないという悩みを抱えている人も少なからずいました。

 11月5日付朝刊Reライフ面では、さらに記者が深掘り取材し、「【読者会議】お墓 行く末どうすれば」という記事にまとめています。また、アンケートに寄せられた多くの悩みは<Reライフアンケート・みんなの体験談>として「尽きぬ墓守の悩み 将来はどうなる?」にも掲載しています。

 朝日新聞朝刊「Reライフ」面 なるほどマネー「葬儀・お墓を知る」=全10回 で連載していた専門家のアドバイスも合わせてお読みください。

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