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子育ては誰もが初心者 未熟な親で「ごめんなさい」 

<Reライフアンケート>子育て、やり直すとしたら

更新日:2018年09月02日

 「もう一度」は絶対にありませんが、あえて「子育て、やり直すとしたらいつから」とReライフ面読者に尋ねてみたところ、「ゼロ歳」が最多でした。その理由を読んでみると、親として経験が足りなかったという後悔の念があるようです。


余裕がなかった

●第1子を出産した時、夫婦ともに精神年齢が低く、親になりきれずにいた。産後うつで精神が不安定な中、自身の親の援助も受けられず、近所づきあいもなく、夫は家庭に関心なくて妻子が熱を出していても遊びに出かけるようなワンオペ育児は苦痛でしかなかった。もう一度、やり直せるなら心穏やかに子どもと向き合いたい。こうあるべきだなんて四角四面な考えに凝り固まっていたあの頃の自分と今の自分を入れ替えて子育てをもっと楽しくかけがえのない時間にしたい。(奈良県 女性 50~54歳)

●子どもについて全く知らなかった。やたら怒ったり泣いたり情緒不安定な母親だったと思う。子どももさぞ不安だったろう。笑顔を心掛けおおらかに接すれば良かった。(東京都 女性 60~64歳)


仕事に追われて

●仕事が忙しすぎて、早朝出勤、深夜帰宅の毎日。その上、休日も出勤し、たまに家にいても持ち帰り仕事に追われて、ほとんど子どもと接することがなかった。その時にしか味わうことのできなかった貴重な子どもの育ちの姿をもっともっと大切に見ておくべきだったと反省している。もし今だったら、定時退勤を心がけ、子どもとのふれあいの時間を大切にし、子育てや家事にも積極的に関わって、家事や育児の苦労を妻と分け合うように心がける。(埼玉県 男性 60~64歳)

●私の時代は、出産後、8週間で職場復帰であった。子どもを無認可保育所に預け、張った胸を昼休みに搾乳機で搾り夜に子どもに哺乳瓶であげていた。1歳の時、朝、母親と離れるのが嫌で、保育園で泣いている子どもを置いていくのはとてもつらかった。2人目の時に出産後、退職。3人目も自宅で自分で育てることができた。最初の子どもも、今なら、少なくとも3歳ぐらいまで、自宅で育てたいと思う。(滋賀県 女性 60~64歳)


厳しすぎた

●子どもが私の顔色をうかがうようなしぐさが見えたとき、私のしつけは厳しすぎたのかと思った。いまなら、余裕をもって、もっとおおらかに子育てにあたれるかも。(長崎県 女性 55~59歳)

●今で言うなら「虐待」といわれるかも知れませんが、たたいてしまったことが多く、距離をもってもっと気楽に接していられたら……と思います。(山形県 女性 50~54歳)


初体験だったので

●最初の子どもは夢中で子育てしていた。思うようにならず感情をぶつけたこともあり、天真らんまんなのにふびんなおもいをさせた感がある。2人目の育児中に、余裕が無かったことを自覚した。夫の協力も十分で笑いの多い家庭だと思うし、できるだけ子どもの気持ちに添うようにしたつもりだが、心の中では嫌々対応したときがある。もっとおおらかに接したかった。(東京都 女性 65~69歳)

●初めての子どもであり、一人っ子でしたので干渉しすぎたように思います。親が子どもの育つ環境さえ整えたらもっとのびのびと育てたらよかったのかと思います。(茨城県 女性 55~59歳)


夫婦一緒にできなかった

●夫婦の仲がイマイチだったのでなかなか子育てを楽しめる環境ではなくて、子ども好きな私は寂しい思いをしました。今なら、夫婦仲良く思い切り子どもとの生活を楽しんで幸せな親子でいたいです。それが1番の幸せな子育てだと思うので。(東京都 女性 80歳以上)

●初めての子どもの出産のとき、3カ月ぐらい妻は実家に里帰り。夫としては自由な時間をもらえたが、自分としては何か物足りない、大事なことを伝えていないような感じがする。ゼロ歳など何も覚えてなさそうだが、自分として大事に思っていることを伝える大事な時期だと思う。(千葉県 男性 50~54歳)


気づいてやれなかった

●ピアノが習いたかったと大人になって言われたとき。何度か「お稽古するか」と聞いたことがあったが、その都度イヤだといったので習わせなかった。大人になって、無理にでもやらせて欲しかったと言われたときに、すごいショックを受けた。子どものことを何もわかっていなかったと知った。今やり直そうと思ってもまた過ちを繰り返しそうでとても怖い。(千葉県 女性 70~74歳)

 アンケートは、2018年7月13日~8月9日にReライフプロジェクトのwebサイト「Reライフ.net」で実施。有効回答は、男性102人、女性182人の計284人。年代別では、49歳以下=30人(11%)、50代=117人(41%)、60代=99人(35%)、70代=35人(12%)、80歳以上=3人(1%)でした。9月2日付朝刊Reライフ面では、さらに記者が深掘り取材し、「【読者会議】子育て 時を戻せるなら… 」という記事にまとめています。

 Reライフ面では月替わりのテーマで皆さんの意見や体験談をお寄せいただき、紙面で取り上げます。2018年10月紙面アンケートのテーマは、「あなたの人生において忘れることができない映画は?」「家事の省エネ術を教えてください」の2題です(9月6日締め切り)。詳細は「10月のReライフ面アンケート」ページでご確認ください。回答を踏まえて記者が取材をお願いすることや、紙面だけでなくウェブページで回答を掲載する場合があります。

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