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【読者会議】終わりなき家事 どう工夫 

<Reライフアンケート>あなたの「家事の省エネ術」は?

更新日:2018年10月14日

 掃除に洗濯、料理に洗い物――。たくさんの家事に追われ、終わりが見えないと感じたことはありませんか。読者の皆さんに、負担を軽くするための工夫や、苦労した体験について聞きました。


一人で抱え全力疾走…後悔も

 さいたま市の奥田栄さん(55)の自宅のリビングと和室には、取り込んだ洗濯物が積み上がってできた「山」がある。「昔は、たたんでしまっていたのですが……」

 3人の子どもが成長するにつれて、増えていった洗濯物。取り込んだ洗濯物をしまう前に、また次の洗濯物が上から積まれ、山は生まれた。いつしか家族は、山の中から自分の服を探して出かけるように。「片付けたら?」という奥田さんをよそに、大学生になった子どもたちは「別にこれでいいじゃん」と、どこ吹く風だ。

 「仕事、家事、子育てに全力疾走した」という奥田さん。教員の夫は部活動の指導で帰りが遅く、家ではほぼ「ワンオペ」状態だった。自分も教員で部活顧問だったが、保育園や学童から子どもを連れて、練習に戻った。

 やっとの思いで帰宅すると、午後8時を過ぎることも。かつては母親が留守宅に来て片付けや洗い物をしてくれたが、10年ほど前に「しんどい」。助けがなくなり、家事に追われるようになった。
 帰宅後、朝食で使った食器を食器洗浄機にかけ、子どもの音読の宿題を聞きながら「炒めるだけ」「焼くだけ」のおかずを調理。ゆでた素うどんの鍋をみんなでつつくのは、子どもに大人気の簡単メニューだった。「『早く寝かさないと』と毎晩、追われるような気持ちだった」。子どもが寝てから洗濯や片付けをし、朝は5時に起きて朝食と弁当を作った。

 結局、体調を崩し、2年前に仕事を辞めた。夫や子どもと家事を分担せず、一人で抱えてしまったことを少し後悔している。職場で「先生」だったため、「家でまで人に何かをさせたくない」「自分でやった方が早い」と、頼んだり教えたりすることにエネルギーを割かなかった。「使うに値するエネルギーだった」と振り返る。

 いまは、朝の食事や弁当作りは夫の担当だ。家事は「どうしてもやりたいこと」だけをやる。掃除機は、「山」の合間を縫うようにかけている。


■ プロに頼みきれいに

 今年、初めて浴室の掃除を思いきってプロの業者に頼みました。隅々まで丁寧にきれいにしてもらえて、見違えるようになりました。臭いや小バエもなくなり、頼んでよかったです。それ以降、カビ掃除を少なくするために、煙をたくタイプの防かび製品を2カ月に1回ほど使用しています。窓のない浴室のため、なるべく換気も絶やさないように気をつけていたら、カビ掃除をほとんどせずに済んでいます。 東京都 女性(59)


■ お弁当には冷凍食品

 結婚当初は、お弁当のために早起きしていました。夫が作り置きを嫌がるため、卵焼きや炒め物などを一から作っていましたが、睡眠時間が十分にとれず朝から疲労を感じ、仕事に支障が出るように。いまは夫婦それぞれ、自分で冷凍食品を使ったお弁当を作っています。昔よりも種類が豊富でおいしいものばかりですし、職場に電子レンジがあるため凍ったまま詰めればよく、5分でできます。おかげで本当に楽になりました。 埼玉県 加賀沙亜羅さん(30)


■ 退職を機に役割分担

 2年半前に退職し、夫婦2人の生活になりました。世間では、夫婦の一方が過度な家事を負担して不平不満を抱えがちと感じ、家の外回りの掃除や庭の手入れ、布団干し、食器の洗い物などを担当しています。積極的に分担して過ごすことが、お互いにとって省エネ術だと思っています。サラリーマン時代は、まるで母子家庭のように家庭を顧みない生活を送ったことを反省しています。少しでも恩返ししようと奮闘中です。 神奈川県 直井知廣さん(68)

 Reライフ面では月替わりのテーマで皆さんの意見や体験談をお寄せいただき、紙面で取り上げます。2018年12月紙面アンケートのテーマは、「災害時に備えておくべきことは?」「あなたの理想の葬式は?」の2題です(11月8日締め切り)。詳細は「「災害時に備えておくべきことは ? 」 12月のReライフ面アンケート 」ページでご確認ください。回答を踏まえて記者が取材をお願いすることや、紙面だけでなくウェブページで回答を掲載する場合があります。

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