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【読者会議】願い込め、私の新元号案 

<Reライフアンケート>あなたが考える新元号は?

更新日:2019年01月06日

 今年5月、皇太子さまの新天皇即位で元号がかわります。あなたが考える「新元号」は? 読者の皆さんに募ったところ、日本の未来への期待を込めた数多くのアイデアが寄せられました。


「新和」多様性認め和やかな世に

 多様性を互いに認めながら、和やかな社会に――。長野県の公立小学校の教員布谷孝浩さん(48)は、そんな願いを込めて「新和」という元号を考えた。

 5年生の担任を務める。ここ数年、スマートフォンやゲーム機で遊ぶ子どもが増えた。直接、顔をあわせず、ネットでつながり対戦する。時代の流れとはいえ、そんな姿に不安を感じることも。自身が子どものころは、遊びといえば校庭で野球だった。今は、あまり校庭も開放されなくなり、安心して遊べる場所は少なくなった。

 昔は放課後、苦手な科目を「居残り勉強」で先生が教えてくれたことも思い出す。「考えてみれば、あの頃の先生は、子どもと向き合う時間が長かった」。今の自分はどうか。授業や行事の準備、会議などに追われ、思うように時間をとれないことに歯がゆさを感じている。

 自身にとって「平成」という時代は、人生のイベントが詰まった時期だった。大学院を修了し、平成8年に教員に。結婚し、長女が生まれたのは、北陸新幹線が長野まで部分開業した平成9年のこと。翌年、地元で開催された冬季五輪ではスキーのジャンプ団体で日本が金メダルを獲得し、大いに沸いた。あれから約20年。今では、大学生から中学生まで、2男2女の父親になった。

 平成が終わり、新しい時代に。布谷さんは、これからインターネットや人工知能の発達によって、世界との結びつきや働き方がますます変わっていくと感じている。少子高齢化に伴い、外国人労働者の力も必要になっていく。難民受け入れの問題にも向き合わなければいけない。

 そんな時代に大切なことは、互いにぶつかり合うことなく、新しい和やかな社会をつくっていくことだと考える。「自分の教え子たちが、新しい時代を切り開いていくことになる」。布谷さんは、そのことを胸に、子どもたちと向き合う時間をつくっていこうと思っている。


■ 「等正」努力をフェアに評価

 平成という時代は、人のエゴが噴出し、「自分さえよければいい」という風潮がありました。また、努力しても正当に報われない時代だったとも思います。バブル経済の負の遺産を背負わされた若者の就職難があり、医学部入試では女性の受験者が不利に扱われていました。これからの時代は、努力が正しく評価される「フェア」な世の中になって欲しい。「等正」という言葉には、そんな願いを込めています。 神奈川県 前田登紀子さん(49)


■ 「光希」優しさと光で満たす

 子どものために、優しさに満ちた明るい未来をつくっていきたい。平成に入り、虐待やいじめ、引きこもりなどの問題が目立ってきた。インターネットの普及で情報が簡単に手に入るようになった。その半面、自分で見て触れてといった機会が奪われ、想像力が育っていない。この国に光や希望はあるのか。そんな思いから「光希」という言葉が浮かんだ。おかしな方向へ進んでいる社会に、くさびを打ち込む時期がきている。 大阪府 穴吹政史さん(62)


■ 「協安」安定へ世界中が協力

 平成は、自然災害が多く、経済も含めて不安定な30年だったと感じます。国際情勢も色々あり、戦争もいまだに絶えず、平和にはほど遠い状態です。「協安」には、未来のためにも世界の人々と「協力」して、その上で「安定」した世界・国・そして時代になればいい、という思いを込めました。人々が垣根を越えて協力して、安定を目指す。簡単ではないのは百も承知ですが、そういう時代になって欲しいと願っています。 兵庫県 男性(65~69歳)

 Reライフ面では月替わりのテーマで皆さんの意見や体験談をお寄せいただき、紙面で取り上げます。2019年2月紙面アンケートのテーマは、「最も思い出に残る卒業式は?」「あなたは犬好き? 猫好き?」の2題です(1月10日締め切り)。詳細は「最も思い出に残る卒業式は? 2月のReライフ面アンケート」ページでご確認ください。回答を踏まえて記者が取材をお願いすることや、紙面だけでなくウェブページで回答を掲載する場合があります。

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