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【読者会議】すっきり 断捨離の極意 

<Reライフアンケート>あなたの断捨離術は?

更新日:2019年01月13日

 モノが増えても捨てられない。そんな悩みはないでしょうか。読者の皆さんから寄せられた、捨て方や買い物の工夫、心構えなど断捨離の「極意」を紹介します。


40年分を整理 思い出は心に

 「60歳を過ぎて初めて、いらないモノがこんなにあると思い知らされました」。大阪府吹田市の海道松子さん(68)は6年前、息子夫婦と同居するために家を建て替えたときのことを、そう話す。

 夫の親二郎さん(70)と暮らしていた家は、2階建て5DK。広めの押し入れや洋・和だんすなど収納場所がたっぷりあった。それだけに衣類や本、写真など、結婚生活40年で増え続けたモノがびっしり収納されていた。

 でも、新居に移るまでの仮住まいのマンションは3DKで、新居での自分たち夫婦の居住部は2LDK。元の家にあったモノすべては「とてもおさまらない」ため、総量を減らす必要に迫られた。

 家具は、嫁入り道具に祖父が用意してくれたドレッサーだけを残し、たんす三つは処分。押し入れにしまっていた、一度も袖を通していなかったり思い出のために取っておいたりした洋服、定年退職した親二郎さんの背広やネクタイなどをゴミ袋に詰めると、数十袋になった。

 そのほか古い食器、本棚を占領していた百科事典や文庫本、息子と娘のランドセル……。「壮絶な断捨離」は3カ月間に及び、さらに新居に移る際、食器棚や電動マッサージ器も手放した。

 新居に移ってからは、クローゼットに入る量を超えた洋服は処分。親二郎さんは、一つ買えば一つ捨てることを徹底している。旅先で土産は買わず、写真はプリントせずスマホに保存。モノを買う時は「本当に必要か」を考えることなどを心がけている。

 「あの服どこにいったんやろ、と思ったら、捨てていたことも。でも、案外、代わりの服ですむので困らない。不用なモノがないと気分もすっきり」と松子さん。引っ越しゴミが運ばれていく光景に「思い出が詰まったものがなくなる」とため息をついていた親二郎さんも、今では「思い出の写真も年1回も見ていなかった。記憶に残っていればいいのかもしれません」と話す。


■ 趣味の品を処分 終活にも

 引っ越しを機に2年前、部屋を埋め尽くすブリキのおもちゃや漫画の初版本、生産終了して修理できないオーディオ機器十数台など数百点の趣味のコレクションを処分しました。わびしさはありますが、一人暮らしの私が亡くなった後、ひとに迷惑をかけたくありません。断捨離は終活そのもの。今はすっきりした部屋に満足し、極力モノを持たないよう、買い物は「あったら便利か」ではなく「絶対必要か」を基準にしています。 愛知県 浦川久典さん(56)


■ アプリ利用 こまめに出品

 以前は、小さくなった子ども服は、まとめてリサイクル店へ持っていくなどしていました。でも、ためておく場所がもったいなく、最近は一つでも出品できるスマホの個人売買アプリで日々、断捨離しています。子どもや私の眠っていた衣類5点ほどで、約2千円のお小遣いになったことも。その他は小さく切り、ぞうきんに。特に来客時は捨てどきです。子どもたちも、もらったのに使っていない景品などを捨ててくれます。 岩手県 小沢英里子さん(42)


■ 欲しいものは1カ月吟味

 高校から大学、休学してのインターンと、新生活が始まるごとに古い書類や衣類など不用品を処分しています。環境を一新させることで、新たなスタートラインが引かれ、新しい自分を描けるからです。衣類やインテリアなど欲しいと思ったモノは一度手帳に絵を描いて愛でてから、1カ月経っても「本当に欲しい」「生活を潤してくれる」と思えたら買う決断をします。「買って満足」は心の隙間を埋めているにすぎませんから。 大阪府 中沢わかなさん(19)

 Reライフ面では月替わりのテーマで皆さんの意見や体験談をお寄せいただき、紙面で取り上げます。最新のReライフ面アンケートの詳細はこちらページでご確認ください。
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