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「家は買って住む」が「借りて住む」に圧勝 その訳は? 

<Reライフアンケート>持ち家派? 賃貸派?

更新日:2019年05月05日

 朝刊Reライフ面の読者に、理想の住まいは持ち家か賃貸かをたずねました。有効回答数で846人から回答があり、持ち家派が74%を占め、賃貸派の9%を圧倒しました。現に持ち家に住んでいる人は8割を超えていて、その理由として「住宅ローンさえ完済すれば家賃負担がなくなる」という声が目立ちました。一方の賃貸派は、家に縛られない自由さが魅力のようです。

持ち家派ですか?賃貸派ですか?(有効回答数:846人)

 以下、アンケートの自由記述から、みなさんの考えや経験を紹介します。まずは、持ち家派の意見から。

家賃は重荷に

●年金生活者にとって、家賃は大きな負担になります。持ち家でも固定資産税やメンテナンスにお金はかかりますが、駅に近くて、病院やスーパーが近くにある持ち家マンションが一番いいと思います。(奈良県 女性 60~64歳)

●やはり持ち家でしょう。年金生活の身で、今さら家賃を払い不自由でルールに拘束された生活なんて考えられませんネ。(東京都 男性 75~79歳)


自由に改造

●持ち家は、何より安心感があるし、自分の好きなようにリフォームも可能だ。家賃を払い続けるのは、いつまで経っても自分のものにならないむなしさがある。家を購入するために貯金をするのも、仕事の張り合いになる。(大阪府 女性 50~54歳)

●結婚当初は賃貸の団地で暮らしていたが、子供ができると狭く感じ、若さに任せて郊外に小さなマンションを買った。住宅ローンを返すのに、家計をやりくりする妻の苦労は大変なものだったと思う。でも、大規模なリフォームで間取りを好きなように変えられて、今は満足している。(神奈川県 男性 80歳以上)


大家の都合に振り回される

●賃貸では、大家の都合で引っ越しを迫られることもある。(栃木県 男性 50~54歳)

●現時点では高齢者に気持ちよく部屋を貸してくれる大家さんは少ない。(新潟県 女性 50~54歳)


年をとるほどに

●高齢になると、賃貸住宅は借りられなくなる不安がある。老後を金融資産だけに頼らず、現物資産でも持つことで、インフレリスクを回避できる。(宮城県 男性 60~64歳)

●賃貸住宅の気安さもいいが、高齢になると、賃貸は断られる恐れもある。持ち家で育ったので、住むならば持ち家と漠然と考えてきた。(東京都 女性 50~54歳)


家族は人間だけじゃない

●気にせず、ペットを遊ばせることができる。(千葉県 女性 50~54歳)

●ペットと暮らせ、好みに改装もできる。家賃を心配することもない。(岡山県 女性 55~59歳)


ここからは、賃貸派の意見です。

とにかく気楽

●賃貸で移り住む方が気楽だ。持ち物も、転居するたびに淘汰(とうた)されて行くと思うから、身軽に暮らせるのでは?(島根県 女性 60~64歳)

●今は3階建ての持ち家に住んでいるが、老いが進むにつれて階段の昇降が困難になる事が予想される。その上、リフォームやメンテナンスも必要になる。将来家が遺産として残された場合、子供たちのいざこざの種になる恐れもある。そんな理由から賃貸の方が気楽ではと考える。(大阪府 男性 60~64歳)


縛られたくない

●トラブルメーカーが隣に住んでいた時、引っ越したくても引っ越せなかった。だから、可能なら一生賃貸がよい。(長野県 女性 50~54歳)

●ローンが残っていても、災害で住めなくなることもある。家の前にマンションができて日があたらなくなっても、補償してもらえなかったり、隣人とトラブルになっても簡単に引っ越せなかったりするのを見ると、持ち家が必ずしも幸せとは思えない。(愛知県 男性 55~59歳)


いつか「負動産」に?

●仕事で訪問する高齢者宅の多くは、若くして建てた家ほど老朽化が目立つ。子どもはよそに家を建て、受け継ぐ者はいない。人口減少は続き、空き家は確実に増える。残された持ち家は、子孫にとって負の遺産になりかねない。35年もローンに縛られ、その後はリフォーム代などもかかる持ち家にメリットは少ないと感じる。(大阪府 女性 39歳以下)

●売りに出ていた2町歩の農地は、前は1000万円だったのが今は500万円になっても売れない。人口減少で、負動産化はますます進むでしょう。今は持ち家に住んでいますが、子供達に負の遺産を残すのことには抵抗があります。自由気ままに家を変えていけたら面白いと夢想しています。(東京都 男性 60~64歳)

 アンケートは、2019年3月8日~4月4日にwebサイト「Reライフ.net」で実施。有効回答は、男性344人、女502人の計846人。年代別では、49歳以下=84人、50代=299人、60代=291人、70代=145人、80歳以上=27人でした。2019年5月5日付朝刊Reライフ面では、さらに記者が深掘り取材し、「【読者会議】住まい 買うか 借りるか 」という記事にまとめています。

 Reライフ面では月替わりのテーマで皆さんの意見や体験談をお寄せいただき、紙面で取り上げます。最新のReライフ面アンケートの詳細はこちらページでご確認ください。
 回答を踏まえて記者が取材をお願いすることや、紙面だけでなくウェブページで回答を掲載する場合があります。あらかじめご了承ください。

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