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男性のスキンケア、肯定的な女性は7割だが…… 

「スキンケア」に関するアンケート(下) 読者会議メンバー543人の回答を分析

更新日:2019年07月20日

 加齢による肌の変化を実感しても、多くの男性はスキンアケアを始めません。しかし、身近な男性の老化を目の当たりにして心配している女性が少なくない実態が、アンケートで浮かび上がりました。女性に勧められても腰を上げない男性の心理には、古い時代の価値観も影響しているようです。

「紫外線対策しない」男性の7割

 朝日新聞Reライフプロジェクトは6月、「スキンケア」に関するアンケートを実施、読者会議メンバー543人から回答を得た。今回、男性には、ひげそり後のケアや、紫外線対策の有無についても聞いた。ひげそり後のケアは6割近くがしていたが、紫外線対策は7割超がしていなかった。


 女性には、男性のスキンケアについての印象を尋ねた。その結果は63%が「した方がよい」で、「して欲しい」も8%。合わせて7割超の女性が、男性もスキンケアをするのが望ましいと感じている。「どちらともいえない」(26%)と答えた人の気持ちは「男性が、女性のように肌の状況に気を遣う必要はないとは思う。でも、清潔感は維持して欲しい」(神奈川県 56歳 女性)という答えに表れているようだ。


 一方で、スキンケアを「しない方がよい」(2%)、「してほしくない」(1%)という女性もいた。その気持ちは「スキンケアを気にする男性には、正直興ざめします」(茨城県 54歳 女性)という意見に代表される。こうした、「男子たるもの……」という、古い時代意識を色濃く感じさせる意見も、散見された。

5割弱の女性「男性に肌ケア勧めた」

 身近な男性にスキンケアを勧めたことがある女性は45%。「主人ももうすぐ60歳。しわ、シミ、たるみが目に付くようになり、洗顔料や乳液などを買い与えてます」(福岡県 56歳 女性)などと、夫の見た目を気にして積極的に介入する人も。「最近、年齢のせいか乾燥肌がひどく、家人の勧めで保湿剤を買った。使用するとかゆみが消えてうれしい。最近の男性用化粧品の効用も、馬鹿にできないものだ」(東京都 71歳 男性)と、勧めに従って始めたケアで、早速効果を実感した人もいた。


 しかし、アドバイスを素直に聞かない男性も少なくはないようで、「主人の肌にハリがなくなりスキンケアをしてほしいが、面倒だと言ってやってくれない」(神奈川県 51歳 女性)。「主人は、日焼け止めをほとんど使ってこなかったので、しみが多い。今からでもスキンケアをするように勧めているが、真面目に聞いてはくれません」(東京都 51歳 女性)といった声も目立つ。

鏡見て後悔。「もっと早くしておけば」

 一方で、後悔の念も寄せられた。「毎日鏡を見ては『なんて老けてしまったんだろう!』と、ため息をつく今日この頃です。『そんなことを気にする男はおかしい!』という時代を生きてきましたが、もっと若いうちからきちんとスキンケアをしておくべきだったと、今さらながら後悔しています」(東京都 65歳 男性)。
 今はまだ、その必要を感じていない男性であっても、いつか自身の見た目の衰えを改めて実感する時がくるのかもしれない。

 今回の調査にあたり取材したアンチエイジングの専門家、塩谷信幸・北里大名誉教授(87)は「スキンケアは、いつ始めても遅くはない」と話していた。

 アンケートは、6月11~24日にReライフプロジェクトのwebサイト「Reライフ.net」で実施。回答を寄せたのは543人で、そのうち男性は179人(33%)、女性は364人(67%)だった。年代別の内訳は、40代以下が8%、50代が43%、60代が34%、70代以上が15%となっている。

(文 澤田歩)

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