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定年モラトリアム? 会社から解放、満喫派も 

「男性の生き方」に関するアンケート 読者会議メンバーに聞きました

更新日:2019年07月23日

 定年前後の男性たちはどんな生き方を描いているのかを探るため、朝日新聞Reライフプロジェクトは、主に50代以上の男性メンバーを対象に実施したアンケートを実施した。定年後の余りある時間を「どう過ごすか」に戸惑い、生きがいを探す「定年モラトリアム」とでも言う人がいる一方、会社の人間関係や責任から解放され、自由時間を楽しむ姿が浮かび上がった=図。


●趣味や旅を楽しみたいが、お金に不安

 「現役時代にできなかったことで改めて挑戦したいと思うこと」を挙げてもらったところ、7割以上の人が「やりたいこと」を具体的に寄せた。語学学習や楽器演奏、数学や古文や歴史の学び直し、留学・進学、資格取得、起業や会社経営、海外旅行などが多く挙がった。

 一方、現在「よく行う活動」を聞いたところ(複数回答可)、運動・スポーツが146人(53%)で最も多く、読書や芸術鑑賞、テレビ・ラジオ鑑賞、旅行などが続いた=グラフ。

 「誰といるとき」が楽しいか(自由記述)は、「友人」「仲間」が最も多く、次いで「妻」。「価値観や趣味が合う」や「理解者」というだけでなく、「価値観が違うから楽しい」人も挙げていた。「ひとり」が「気楽」も多かった。

 「趣味や生きがいにお金を費やすこと」については、「老後の生活圧迫するような趣味は避けたい」「もっと旅行したいが、老後資金を考えると不安」などためらう声が目立った。「妻の意向も考慮しなくては」「一番の抵抗勢力は妻」との答えもあった。

 アンケートは20191月から2月にかけて実施し、274人が回答。50歳未満9人(3%)、505429人(11%)、555958人(21%)、606461(22%)656958人(21%)、707438人(14%)、757914(5%)80歳以上7人(3%)。

 Reライフプロジェクトはさらに回答者の中から、「モラトリアム」期間を過ごす男性10人を選び、マーケティングライターの牛窪恵さんらとインタビューした。海外移住をするつもりが妻と意見が合わずに熟年離婚した80代の男性、趣味や生きがいが見つけられずに「自分探し」を続ける60代の男性……。その生き様を連載「昭和男 定年道半ば」にまとめています。

昭和男 定年道半ば の連載

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