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【読者会議】楽しいお酒 心潤す 

<Reライフアンケート>お酒、好きですか?

更新日:2019年09月15日

 「酒は飲んでも飲まれるな」と言いますが、適量のお酒は気持ちを和らげ、ストレスを発散させてくれるものでもあります。あなたはお酒、好きですか?


ボージョレの魔法 実った恋

  東京都東村山市の五十嵐幹雄さん(63)は31年前のボージョレ・ヌーボーを大切に保管している。
 当時はバブル真っ盛り。五十嵐さんは証券会社に出向し、バリバリ働いていた。オフィスでは昼も夜も、電話がひっきりなしに鳴り響いた。その電話越し、向かいの席に座っていたのが、後に結婚する美佐子さん(57)だった。

 お互いに海が好きで、クルーザーが趣味の五十嵐さんが美佐子さんに惹かれるまでに時間はかからなかった。1年の出向期間を終えた頃、美佐子さんを初めてデートに誘った。出版社で女性誌の編集をしていた友人から「女性には花だよ」と言われて、毎週月曜日には大きな花束も自宅に届けた。

 美佐子さんは困った。フランス料理を習ったのがきっかけで、現地への留学を計画していたのだ。恋愛どころではなかった。「お付き合いできません」。五十嵐さんに告げ、フランスに旅立った。

 美佐子さんを連れて行った東京・五反田のフランス料理店で、五十嵐さんはオーナーに失恋までの顚末を話した。失意の底に沈んでいたが、しばらくすると美佐子さんが帰国したとのうわさが流れた。2人を知るオーナーは、五十嵐さんのためにボージョレ・ヌーボーを楽しむ会を企画。1988年秋、五十嵐さんは意を決して美佐子さんに電話した。
 「きょう、ボージョレを飲む会があるんです。一緒に行きませんか」――。

 「不意を突かれた」と美佐子さん。まさか再び、連絡が来るとは思ってもいなかった。おそるおそる店を訪ねると、五十嵐さんとクルーザー仲間が和気あいあいとワインを飲んでいた。ボージョレの味、海で過ごす休日。和やかに会話は弾み、美佐子さんにも恋心が芽生えていった。

 翌年の11月に結婚。結婚式の日、今は亡きオーナーから「記念にとっときな」と渡されたのが、2人が再会した日のボージョレ・ヌーボーだった。ボトルにはこう記されていた。「LOVE de COEUR(心からの愛)」


■ 愚痴もふわっと 友となら

 働き盛りの40代の頃からの友人が2人います。偶然研修が一緒だったことがきっかけで飲み会が始まりました。3人ともお酒好きな上に、おしゅうとめさんと同居しているという立場も同じ。お互いの気持ちが分かり合える3人で、1~2カ月に1度の飲み会を楽しみに働きました。お酒を飲むことで普段は言えない愚痴もふわっと口から出て、共感してもらえるなんて本当にありがたかったなあ。今も2人は大きな心の支えです。
 (栃木県 牧野奈緒美さん 64歳)

■ 父を酒浸りにしたのは戦争

 父は大酒飲みだった。ほとんど毎日酒を飲み、汚い格好でくだを巻いていた。大声で浪花節をうなったり、訳のわからないことを言ったり。私はそんな父が大嫌いだった。父は戦前は手広く鉄工所を経営したが、大阪大空襲で工場も家も失った。酒に溺れるようになったのは父の弱さもあるが、憎むべきは戦争であると気がついたのは、私が大学を出て教師になってからだ。何も親孝行をしなかったことが、ちょっぴり悔やまれる。
 (兵庫県 越智睦子さん 72歳)

■ 一気飲みの伝統 今は後悔

 大学時代はウィンタースポーツのサークルに所属。宴会では一気飲みで吐くまで飲むのが伝統だった。「飲み会を盛り上げるには必要だ」「吐くまで飲むのは当たり前」と、先輩や同期が熱っぽく語るのが腑に落ちなかった。元々飲めない体質だが、友人を失うことを恐れ、仲間に認められたい思いから無理して飲み会に参加した。時には一気飲みをはやし立てる側にまわっていたことを、今ではとても後悔している。
 (埼玉県 村越翔一さん 32歳)

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