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住まい方アドバイザー・近藤典子の「終活? 収活!」

  •  こんにちは。住まい方アドバイザーの近藤典子です。

     私は、この30年余りの間に2000軒を超えるお宅にお邪魔し、暮らしの悩み解消のお手伝いをしてきました。

     中には、実家の片付けを巡るお悩みもありました。Reライフ読者会議の皆さんにも「離れて暮らす両親が心配。だけど、どうしたらいいの」という方がたくさんおられるのではないでしょうか。

     私自身、この数年の間に両親と義母を相次いで見送り、自分の問題として親の暮らしの悩みに向き合ってきました。そうした経験を発信して共有できれば、この高齢社会を生きる皆さんの悩み解消に役立てていただけるかもしれないと考え、連載を始めることにしました。

     ところで私は「終活」という言葉がきらいです。「終」の字に何かネガティブな印象を感じるのです。私は代わりに「収」の字を充て、皆さんに「収活」を提案したいのです。

     辞書をひもとくと「収」の字には「しまう。片付ける」のほかに「良い結果を得る」「記録する」「鎮める。落ち着かせる」など、多様で前向きな意味がありました。実家の片付けを通して、親の人生を共に振り返り、その余生を落ち着かせ、より良いものにする。そう考えると「終活」ならぬ「収活」は、親子で共に取り組む作業であり、片付けを通じて親子の絆を結び直す営みにもなるのではないでしょうか。この連載では、そんな「収活」の知恵を紹介してまいります。

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