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ウォーキングを続ける秘策 「歩きだめ」も上手に活用 

きょうもキレイ 代謝をアップ:4

更新日:2018年06月26日

 代謝を高めるために大事なことの二つ目は、ウォーキングなどの有酸素運動です。読者のみなさんの中にも、歩いている方が大勢いらっしゃるでしょう。筋トレで基礎代謝量を上げ、さらに有酸素運動で脂肪を燃やすことで、健康で美しく、疲れにくい体をつくることができます。

 ウォーキングは、肥満の解消になるほか、心肺機能が高まり持久力が増す▽毛細血管が増え、血流がよくなる▽動脈をやわらかくして動脈硬化を防ぐ――などの効果が期待できます。もっとも手軽で、もっとも高い効果を上げられる健康法といえます。

 さまざまな研究で、1日8千~1万歩くらい歩かないと健康効果が引き出せないことが分かってきました。1万歩はハードルが高いので、まずは1日8千歩、1週間で5万6千歩を目指します。多少の「歩きだめ」がききますので、あまり歩けない日があっても、別の日にたくさん歩いていれば補うことができます。

 まとまった時間をとってウォーキングしなくても、日常生活の短い時間で歩数を稼ぐ方が何かと好都合。ひと駅前で降りる、ちょっと遠くのスーパーへ行く、エスカレーターの代わりに階段を使うなど、生活しながら歩数を稼ぎましょう。

 ただ、歩くだけで足腰の筋力の低下を防ぐことはできません。併せて筋トレもすることが不可欠です。運動を続けるために、歩数計と、筋肉量がどれくらいついたかを確かめられる体組成計が自宅にあるとよいでしょう。=全5回

(2017年8月28日付け朝日新聞朝刊「Reライフ」面)

久野 譜也
筑波大学教授。著書に「寝たきり老人になりたくないなら大腰筋(だいようきん)を鍛えなさい」(飛鳥新社)など。

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