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ビフィズス菌と乳酸菌の違いは? 

今日から始める“ 腸” 寿生活Q&A 第5回

更新日:2019年04月17日

 Q  ビフィズス菌と乳酸菌の違いは?

 A  全く性質の異なる菌です

 善玉菌の代表格であるビフィズス菌と乳酸菌。混同されがちですが、別物です。

 乳酸菌は比較的酸素に強いため、酸素がある程度残っていても生育可能な細菌です。

 一方、ビフィズス菌は、酸素がある環境を嫌います。このため消化管の最も奥にあり、酸素がほとんどない大腸に限局して存在しているのです。

 また、ビフィズス菌も乳酸菌も乳酸を産生しますが、ビフィズス菌はそれに加えて殺菌・抗炎症作用があるとされる酢酸を産生します。酢酸は短鎖脂肪酸の一種です。酢酸や乳酸は大腸を活発にし、大腸の健康を保ち、病気を予防するとされ、注目されています。

 自分が健康でいられるための一番の近道は、自分の身体についてよく知ること。
 健康の要とも言われている腸について“知っているようで知らない”素朴な疑問をQ&A形式でわかりやすくお伝えする連載の第5回。今回は腸内環境をよくする「善玉菌」の代表格・ビフィズス菌と乳酸菌の違いについてです。

監修:辨野 義己 先生(べんの・よしみ)

国立研究開発法人理化学研究所 辨野特別研究室特別招聘研究員。農学博士。
酪農学園大学獣医学科卒、東京農工大学大学院を経て、理化学研究所微生物材料開発室長をへて現職。45年以上にわたって腸内環境学・微生物分類学の研究に取り組んでいる。テレビ出演をはじめ、「大便力」(朝日新聞出版)、「免疫力は腸で決まる!」(角川新書)、「整腸力」(かんき出版)、「大便通」(幻冬舎新書)「ウンコミュニケーションBOOK」(ぱる出版)、「ヨーグルト生活で『腸キレイ』」(毎日新聞社) 、「ビフィズス菌パワーで改善する花粉症」(講談社)、「べんのお便り」(幻冬舎)、「病気にならない生き方で、なる病気」(ブックマン社)など著書多数。

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