ReライフTOP特集連載・コラム

腸が免疫や感染症とも関係!?カギを握る善玉菌 

腸のことを理解しよう(4)

更新日:2019年04月17日

 腸とはどんな臓器なのか、大腸におもに存在する腸内フローラとはどういうものなのか、6回にわたってお伝えする企画の第4回。今回は腸内細菌がつくる腸内環境の大切さがテーマです。

 腸内細菌には、善玉菌と悪玉菌があることがよく知られています。

 善玉菌は「感染症や便秘を予防する」「免疫機能を刺激して病気を防ぐ」「悪玉菌の増殖を抑える」など、体にとってプラスの作用があるとされ、ビフィズス菌や乳酸菌がその代表格です。

 一方、悪玉菌は「腸内のタンパク質を腐敗させて有害物質をつくり出す」「便秘や下痢が起こりやすくする」「特定の病気の原因になる」など、体にとってマイナスに作用します。代表格は、ウェルシュ菌や黄色ブドウ球菌です。善玉菌、悪玉菌のどちらにも当てはまらない細菌も多く存在します。

 善玉菌が減って悪玉菌が多くなると、有害物質が発生しやすく、さまざまな不調や病気の原因になるといわれます。

 実際に風邪をひいている人、便秘や下痢の人、胃がんや大腸がんの人の腸内フローラを調べると、善玉菌が減り、悪玉菌が増えているという報告があります。

 指紋のように一人一人異なる腸内環境ですが、健康長寿をもたらす腸にするのか、病気を引き起こす腸にするのかは自分次第。
 自分の食べるものが腸内環境をつくることを意識して健康長寿を実現する腸を育てましょう。

監修:松井 輝明 先生(まつい・てるあき)帝京平成大学教授

腸のことを理解しようの連載

「老後の3K」どう向き合う?の連載

Reライフスペシャル

関連記事

連載・コラムの関連記事

PAGE TOP