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腸内細菌にもエサが必要?! 大切な食物繊維 

腸のことを理解しよう(6)

更新日:2019年04月17日

 腸とはどんな臓器なのか、大腸におもに存在する腸内フローラとはどういうものなのか、6回にわたってお伝えする企画の最終回。今回は腸内環境をよくする食べ物についてです。

 腸内細菌は私たちが食べたものをエサにして生きています。それはビフィズス菌など善玉菌も同じ。

 善玉菌のエサとなるのが、水溶性食物繊維です。水溶性食物繊維はほかの栄養素のように小腸で吸収されず、大腸まで届くことから腸内細菌のエサとなります。例えばわかめやひじきなどの海藻類、キノコ類、イモ類、ゴボウなどです。

 つまり、食べ物によって腸内環境を改善し、善玉菌を増やすことで短鎖脂肪酸を増やすことができるのです。 

 ヨーグルトの中には、乳酸菌だけでなくビフィズス菌などが入ったものもあります。口から摂取した菌すべてが、そのまま腸内フローラの一部となって定着するわけではありませんが、もともと定着している善玉菌を活性化するといわれます。

 善玉菌は年齢とともに減る傾向があります。善玉菌のエサとなったり、菌を活性化したりする食べものを積極的にとって、健康長寿を導く腸内フローラを育てましょう。

 指紋のように一人一人異なる腸内環境ですが、健康長寿をもたらす腸にするのか、病気を引き起こす腸にするのかは自分次第。
 自分の食べるものが腸内環境をつくることを意識して健康長寿を実現する腸を育てましょう。

監修:松井 輝明 先生(まつい・てるあき)帝京平成大学教授

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