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地味顔?派手顔?「いい感じ」に見える人の、クロスの法則 

ヘア&メイクアップアーティスト 山本浩未さんに聞く「同窓会メイク」(3)

更新日:2018年07月25日

 50歳を過ぎてからのメイクが、30代の頃と同じでは痛々しい。年相応に、でも、やっぱり若々しくキレイに見せたいから「大人のメイク」は難しい。「同窓会で二番目にキレイになるには・・・」(小学館)の著書もあるヘア&メイクアーティストの山本浩未さんにアドバイスを聞きました。まずは、自分の顔のタイプを知ることから始める必要がありそうです。第3回目は、タイプ別のコツです。

――具体的には、どんな努力をすればいいでしょうか。

 まずは全身が映る鏡や10倍の拡大鏡など、「鏡」を用意してください。そして合わせ鏡にして、近くからも遠くからも、前からも後からも、あらゆる角度から客観的に自分を見ます。といってもみんな35歳くらいで意識が止まっているので、これがなかなか難しいのですが。

 なぜ鏡を見ることが大事かというと、自分がどんなタイプかを知ることで、簡単に垢抜けることができるからです。

 私から見ると、日本人の大人の女性は大きく4つのタイプに分けられます。まず、加齢によって肌がしぼみ、顔の骨格がゴツゴツしてきたか、それとも肌がたるんで顔の輪郭がもったりしてきたかの違いで、2タイプに分かれます。ゴツゴツの人は、タカラヅカの男役っぽいので「ズカ系」。もったりの人は、タカラヅカでいえば娘役なので「姫系」です。

 次に、もともとの顔立ちが華やかか地味かで、「デコラティブ」と「シンプル」に分かれます。この2つを組み合わせると、「デコラズカ系」「デコラ姫系」「シンプルズカ系」「シンプル姫系」の4タイプに分類できるというわけです(なかには一人で複数のタイプに属する人もいます)。


 そして自分のタイプの対角線上に位置するタイプの要素を、ファッションやメイクに取り入れてみましょう。誰でも大人になると自分の持ち味が濃厚になってくるものですが、それとは正反対のテイストを取り入れることで、ぜんざいに塩昆布を添えたような、あるいはカレーに一片のチョコレートを加えたような効果が生まれ、男性からも女性からも「なんとなくステキ」「なんだかいい感じ」と思ってもらえるようになるのです。これを私は「クロスの法則」と呼んでいます。

 ポイントは、あくまでも隠し味程度に取り入れること。はじめはアクセサリーや小物類から、少しずつ試してみてください。その結果、失敗するかもしれませんが、そもそも失敗せずにキレイになれると思うのが間違い。大人になるとあまり失敗しなくなりますが、大人こそ若いときとは体型も雰囲気も変わっていますから、ある程度の試行錯誤が不可欠です。

(取材・文 長山清子)

山本 浩未(やまもと・ひろみ)
広島県福山市出身。資生堂ビューティークリエーション研究所を経て独立。シンプルでわかりやすいメイク理論が幅広い年代の女性から支持を得ている。「生活者としての女性のキレイ」をテーマに女性誌や広告だけでなく、トークショーでも活躍。「今すぐ実践できるメイクテクニック」を発信するメイクアップの第一人者。『おとなメイクは白・黒・赤だけでいい』など著書多数。

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