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吉永小百合さん しっかり体力を作り、作品に挑む 

【Reライフフェスティバル2018採録】映画『北の桜守』公開記念トーク

更新日:2018年03月20日

 俳優の吉永小百合さんは、桜色のジャケット姿で登場した。出演120本目となる映画「北の桜守」を意識したという。作品中、お米を持って走る、雪の中を歩く、といった過酷なシーンがあり、ジムでのスクワットや腹筋などで鍛えたと明かした。「年を重ねると出演するものが難しくなっていくが、しっかりと体力作りをして一つの作品に臨みたいと思っている」

恵原弘太郎撮影
 自身の出演作は試写で見た後、映画館にも足を運んで鑑賞するという。「お客様がどういう反応をするかが、とても大事。演技の力が足りなくてちょっと失敗してしまったという映画でも、お客様がとても温かく、泣いたり笑ったりすることがあって、励まされる」。映画界での評価が割れたという過去の出演作「映画女優」は、「どういう風に受け止められるか心配で、映画館で7回見た」というエピソードも披露。

 新しいステージを生きようとしているReライフ世代に向けたメッセージを問われると、(昨年亡くなった、聖路加国際病院名誉院長の)日野原重明さんと対談した際に言われた言葉を紹介。「私は60代だったと思うが、日野原先生が『あなた、まだジュニアですよ。80歳からシニアで、そこからまたすてきなことが始まるんだ』とおっしゃった」。その上で「私たちも自分のできることを少しずつやって、これからの社会でいきいきと生活していけるようにしなければいけないと思う」と語った。

吉永 小百合 (よしなが・さゆり)
東京都出身。59年『朝を呼ぶ口笛』で映画初出演。以来、『キューポラのある街』(62)、『動乱』(80)、『華の乱』(88)、『長崎ぶらぶら節』(00)、『北の零年』(05)、『母べえ』(08)、『北のカナリアたち』(12)、『母と暮せば』(15)など数多くの映画作品に出演し、数々の主演女優賞を受賞している。さらに、自らプロデュースした『ふしぎ岬の物語』(14)ではモントリオール世界映画祭で審査員特別賞グランプリ&エキュメニカル審査員賞をW受賞している。

 定年や子育て後の世代を応援する文化祭「朝日新聞ReライフFESTIVAL」(朝日新聞社主催、協賛各社)が2018年3月2日、東京・日本橋のロイヤルパークホテルで開かれました。今年で3回目となるイベントの模様を採録したものです。

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