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そもそも何で染めるんだっけ? 白髪の今が、人生最大のモテ期 

【ReライフFESTIVAL2019】近藤サトさんスペシャルトーク/自分らしく生きる とは?

更新日:2019年03月09日

 「わたくし、白髪にした今が、人生最大のモテ期です」。フリーアナウンサーの近藤サトさんはスペシャルトークの冒頭、そう切り出して、大いに会場を沸かせた。

トークショーで会場に語りかける近藤サトさん=2019年3月1日、東京都中央区日本橋蛎殻町、迫和義撮影

 40代で白髪染めをやめた。最初は、本当は染め続けたい気持ちがあるのに、「早々に負けを認めていいんじゃないか」という消極的な発想だったという。でも次第に、「そもそも何で染めるんだっけ? 誰が染めろと私に言ったんだっけ?」と疑問を持ち始め、「社会から緩く強制されている」ことに気づいた。

 白髪のままテレビに出るようになると、初めはネット上で「老けた」などと中傷されたが、「想定内として受け止めた」。一方で、白髪染めをストレスに感じ、ありのままの姿でいたくてもやめられずに悩んでいる女性から、「がんばって」という声がたくさん届いた。そんな声が「私を後押ししてくれた」という。

 「日常のささいなことでも、『こうしなきゃ』と思い込んでいたことを思い切ってやめてみると、すごく気持ちがいい。おすすめです」。自然体のグレーヘアで、そんなメッセージを会場に贈った。


近藤 サト (こんどう さと)
フリーアナウンサー。1968年岐阜県生まれ。1991年フジテレビに入社、「スーパータイム」「FNNスピーク」など報道番組を担当。退社後フリーに。華やかで品のある声にちょっぴりの毒を乗せるしゃべりで、ドキュメントからバラエティまで幅広い番組でナレーターとして活躍中。母校である日本大学芸術学部の特任教授も務める。

 定年や子育て後の世代を応援する文化祭「朝日新聞ReライフFESTIVAL」(朝日新聞社主催、協賛各社)が2019年3月1日、東京・日本橋のロイヤルパークホテルで開かれました。日曜朝刊「Reライフ」のページと連動したイベントの模様を採録したものです。

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