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75歳は「人生4幕目の幕開け」 すごく張り切っている 

【ReライフFESTIVAL2019】加藤登紀子さんトーク&ライブ

更新日:2019年03月09日

 Reライフ面で「ひらり一言」を連載中の歌手・加藤登紀子さんが今年も出演。軽やかなトークと歌を披露した。

トーク&ライブに臨む加藤登紀子さん=2019年3月1日、東京都中央区日本橋蛎殻町、飯塚悟撮影
 紙面で紹介した自身の言葉で印象深いものとして、「命の終わり方を自分の意志で決めたい」を挙げた。101歳で亡くなった母は生命維持装置をつけることを望んでいなかったため、「私たち家族は祈りを込めて決断した」とのエピソードを紹介。

 「人の生涯は、死によって終わらない。生きた人の息づかいは、時を経てよみがえる」という言葉では、亡くなった夫に触れた。「息を引き取った時、2人の関係は別の形で始まる。始まりのゴングが聞こえた感じがした」という。「誰でもいいから、自分の旅を託せる人がいるかどうかって、とても大事なのかもしれないなと思います」

 昨年75歳になった。25年で区切ると、75歳は「人生4幕目の幕開け」という。「1幕目は始まったばかりで訳が分からない。2幕目は戦い。3幕目で少しずつ味わえるようになってきた。4幕目はすごく張り切っている」。「さくらんぼの実る頃」をしっとりと歌い上げた。


加藤 登紀子 (かとう ときこ)
1965年、東大在学中に第2回日本アマチュアシャンソンコンクールに優勝し歌手デビュー。「ひとり寝の子守唄」「百万本のバラ」「知床旅情」などヒット曲がある。カーネギーホールで2度のコンサートを成功させたのに続き、'92年にパリのラ・シガール劇場でのコンサートが認められ、フランス政府より芸術文化勲章「シュバリエ」が贈られた。女優として『居酒屋兆治』(1983年)に出演。宮崎駿監督のアニメ映画『紅の豚』(1992年)では声優としての魅力も発揮した。本年のコンサートツアー「LOVE LOVE LOVE」は6月9日オーチャードホール他全国を巡回する。
最新CD「TOKIKO’S HISTORY ゴールデン☆ベスト」(ソニーミュージック)
最新本「運命の歌のジグソーパズル」加藤登紀子 著(朝日新聞出版)
公式ホームページhttp://www.tokiko.com

 定年や子育て後の世代を応援する文化祭「朝日新聞ReライフFESTIVAL」(朝日新聞社主催、協賛各社)が2019年3月1日、東京・日本橋のロイヤルパークホテルで開かれました。日曜朝刊「Reライフ」のページと連動したイベントの模様を採録したものです。

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