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千年に1回くらいの変化 AI時代に生きるヒントとは 

【ReライフFESTIVAL2019】磯田 道史さん講演/歴史に学ぶ生き方

更新日:2019年03月09日

講演する磯田道史さん=2019年3月1日、東京都中央区日本橋蛎殻町、迫和義撮影
 歴史学者の磯田道史さんは「歴史に学ぶ生き方」について講演。「歴史は反復性があり、津波や地震などは前回と似た場合がある。教訓や法則を導き出して参考に」と効用を語る一方、学ぶ際の注意点として「都合がいい事実だけを並べて学ばせることもある。疑いの目を持って聞いて下さい」と自ら前置きした。
 その上で、過去の都市間の人口比較や識字率の地域差などの話で聴衆を引き込んだ。話題は人工知能(AI)にも及び、「これまで直面してきた、あらゆる新しい時代の入り口と質が違う。千年に1回くらいの変化では」と指摘。ただ、AIは「目的とルールが決まっていないもの」に弱いとして、労働が機械に置き換わる時代には「『柔軟な頭』を持つことがヒントになるのではないか」と語った。


磯田 道史 (いそだ みちふみ)
1970年岡山県生まれ。歴史家、国際日本文化研究センター准教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。『武士の家計簿』、『日本史の探偵手帳』、『天災から日本史を読みなおす』、『日本史の内幕』、『近世大名家臣団の社会構造』、『龍馬史』、『素顔の西郷隆盛』など著書多数。

 定年や子育て後の世代を応援する文化祭「朝日新聞ReライフFESTIVAL」(朝日新聞社主催、協賛各社)が2019年3月1日、東京・日本橋のロイヤルパークホテルで開かれました。日曜朝刊「Reライフ」のページと連動したイベントの模様を採録したものです。

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