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大人こそ、おしゃれは楽しい 顔も服も生き方を映すから 

「キレイ撮影会」で100人が変身に挑戦 若さより「自分らしさ」

更新日:2019年05月29日

 「若作り」も「おばさん」もイヤ。でも、気づいたら似合う服がない――。そんな悩みにこたえようと始めた「きょうもキレイ撮影会」。スタイリストの石田純子さんが似合う服を選ぶイベントで、3月までの2年間でのべ8回開催し、参加者は100人になりました。子育てや仕事、介護などに追われながらも、前向きに生きてきた大人だからこそ見つかる「自分らしさ」。2人の変身体験を紹介します。

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 「おしゃれは自己表現」と話す田村由香理さん(57は「知性あるアバンギャルド」を要望した。石田さんは背面と袖が白のレースのトップスを選んだ。「『レース=甘くて女らしい』と思い込むと着こなせない。大人は、カジュアルダウンできるかがポイント」と解説した。

 田村さんは40代で乳がんを患い、心理的におしゃれから遠ざかったことがある。ネイルサロンも美容室も休み、服も買わなかった。退院後、鮮やかな色のシフォン素材の女性らしい服を買い「ああ、生きておしゃれを楽しめる」と実感したという。日頃はあまり甘い服は着ない。「他者に迎合せず、自分は自分で立っていることを表現したい」。ただ、この日の甘さは気に入った。「変わったデザインだったから。これからは自分で枠を設けず、おしゃれをしたい」と語った。

 男性ばかりの職場で四十数年、仕事一筋だったという大矢智恵子さん(64。これまでの服はスーツばかり。重要な場面にいつでも対応でき、いわば「戦闘着」だった。だが、定年を控え、「毎日どんな服を着ればいいか、闇の中にいる気分」と参加した。

 石田さんは、手描き風の黒のドットがちりばめられた白いシャツジャケットと、バルーンスカートを組み合わせた。かわいらしい雰囲気をいかし、遊びのある仕上がりにした。

  いつもと違う装いは「とても楽しかった」。これからは、鮮やかな色の服にも挑戦しようと考え始めた。2人の娘からも「お母さん、おしゃれして」と言われる。「いくつになってもおしゃれして、孫のためにもすてきなおばあちゃんになりたい」。

 100人の読者会議メンバーが、自分らしい服を身につけ撮影に挑んだ「キレイ撮影会」。トレンドをとりいれながらも、若作りでなく大人に似合うファッションとは? 参加した100人全員の「ビフォア」「アフター」を連載「50代から輝く100人のキレイ」にまとめています。

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