ReライフTOP特集”大人の眠り”大特集

睡眠の悩み「ある」が7割、最多は「何度も目が覚める」 

「睡眠」についてのアンケート(上)

更新日:2018年10月12日

 年を重ねると短くなるとされる睡眠時間。何に悩みを抱え、どんな心構えをしているのか――。朝日新聞Reライフプロジェクトは、50歳以上を主な対象としてアンケートを実施し、中高年世代の「眠り」の実態を探った。悩みが「ある」人は7割に達した。

 6時半までの起床が過半数

Webアンケート/実施期間:2018年7月11日~8月6日有効回答数:584人
 全員に1日の平均睡眠時間をたずねると、5~6時間台が65%に及んだ。「67時間未満」が205人(35%)で最も多く、次いで「56時間未満」の175人(30%)だった。順に「78時間未満」の88人(15%)、「45時間未満」の78人(13%)と続き、「4時間未満」は19人(3%)、「9時間以上」は3人(1%)だった。

 8割以上が「7時間未満」と答えたことになり、経済協力開発機構(OECD)が調査した日本人の平均睡眠時間7時間22分と比べ、今回の回答者は、短い傾向がうかがえた。

 就寝起床時刻が「決まっている」人は9割を超えた。就寝時刻と起床時刻を30分刻みで全員にたずねた。就寝時刻は、23時が115人(20%)、24時が105人(18%)、2330分が91人(16%)の順となり、23時~24時に計311人と5割を超えた。一方、起床時刻は6時の133人(23%)を頂点に530分の85人(15%)、630分の80人(14%)で計298人、51%。5時~7時だと計433人、74%にのぼる。

Webアンケート/実施期間:2018年7月11日~8月6日有効回答数:584人
医師などに相談は18%だけ

 睡眠についての悩みが「ある」と答えた人は410人で7割にのぼった。睡眠について悩みが「ある」と答えた人に具体的な悩みを複数選んでもらうと、「夜中に何度も目が覚める」が206人で5割を超えた。次いで「朝起きたとき、疲れが残っている」が181人、「日中何度も眠くなる」が150人、「朝早く目が覚めてしまう」が133人、「寝床に入ってもなかなか(30分以上)寝付けない」が122人という順だった。

 睡眠に悩みが「ある」人で、「医師や専門家に相談したことがある」は72人(18%)にとどまった。睡眠についての悩みを抱えたままでいる人が潜在的に多いことをうかがわせる。


ひとつではない悩み、解決せず抱えたまま

 具体的な回答をみると、「悩み」はひとつではなく、いくつも抱えている人が多いようだ。

 「入眠に時間がかかり、目覚めやすく、早朝覚醒、時には夜中に眠れないことがあり起きてしまうこともある。10年以上前からの症状。日常の買い物などの外出は徒歩、月に数回のハイキングなど歩くのが大好きで週に1回ぐらい水泳もする。家にこもっているわけではない」(東京都 女性 70代)

 病院へ行くほど悩んでいる人もいる。「2時間ごとに目が覚めてしまう。トイレから帰ってきたらしばらく目がさえて眠れない。ひどい時は1時間おきに目が覚める。夜中に8回トイレに行ったこともある。泌尿器科で診てもらっても別に何でもないと言われた」(神奈川県 女性 70代)

 アンケートは2018711日~86日にReライフプロジェクトのウェブサイト「Reライフ.net」で実施。584人が回答した。年代別では、40代以下=61人(10%)、50代=213人(37%)、60代=213人(37%)、70代=86人(14%)、80代以上=11人(2%)だった。

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