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寝付けない人は「寝具」、目が覚める人は「運動」で熟睡? 

「睡眠」についてのアンケート(下)

更新日:2018年10月12日

 よりよく眠るためには、「睡眠の質」をよくすることが大切とされていますが、そのために普段からどんな心がけをしているのでしょうか。朝日新聞Reライフプロジェクトは、50歳以上を主な対象としてアンケートを実施し、中高年世代の「眠り」の実態を探りました。

「寝る前にトイレ」は生活習慣? 9割が実行

 アンケートで睡眠の悩みが「ある」と答えた410人に、眠りの質をよくするため「何か心がけていること」を24の選択肢から複数選ぶ形でたずねた。

 1位は「寝る前にトイレに行く」の364人で、悩みが「ある」人の約9割が選んだ。2位の「お風呂に入る」(205人)も半数近く、いずれも半ば生活習慣に近いのかもしれない。
 寝具へのこだわりを挙げる人も多い。「枕や寝具にこだわる」が201人で3位に入り、「寝間着・パジャマに着替える・こだわる」は155人だった。
 「寝るとき、着るもの」を回答者全員に聞いたところ、約6割が「パジャマ」、約2割が「Tシャツ・短パン」だった。

Webアンケート/実施期間:2018年7月11日~8月6日有効回答数:584人 医師などに相談は18%だけ

 寝る前の準備や心がけでは「目覚まし時計をセットする」(176人)、「寝る前数時間は食事をとらない」(144人)、「寝る前数時間はカフェイン(コーヒー・お茶)をとらない」(141人)が目をひいた。
 床や寝室の環境に関しては「防音・遮光カーテンをつけている」が123人、「空調をタイマーにする・切る」が112人。「早めに電気を消す(照明を変える)」が93人だった。

 適度な体の疲労が睡眠を誘うことはよく知られているためか、「日中に運動する」が185人で4位と目立った。朝型リズムに変えるため「朝あえて日光を浴びる」は124人だった。
 自力ではないが、「医師の処方による睡眠薬・睡眠導入剤を飲む」が56人、「サプリメント(睡眠に効果があると言われる)をとる」が12人、「市販の睡眠改善薬を飲む」が3人。薬にはやや抵抗があるようだ。

日中眠くなる人は目覚まし時計

 これら睡眠の悩みと普段心がけていることに関連はあるのだろうか。具体例として選択肢にあげた五つの「悩み」(複数回答)別に、回答者が心がけていることに違いがあるのかをアンケートから探ってみた。

 共通していたのは、いずれの悩みを抱えている人も「寝る前にトイレに行く」が心がけていることの1位だった。
 「朝起きたとき、疲れが残っている」と「寝床に入ってもなかなか寝付けない」を「悩み」に挙げた人のなかでは、「枕や寝具にこだわる」が心がけることの2位になった。
 ほかでは、「夜中に何度も目が覚める」を挙げた人のなかでは「日中に運動をする」が、「日中何度も眠くなる」のなかでは「目覚まし時計をセットする」が、「朝早く目が覚める」のなかでは「お風呂に入る」がそれぞれ心がけることの2位だった。

睡眠に悪い習慣、スマホは半数近く

 睡眠に悪影響がありそうな六つの生活習慣について有無を尋ねたところ、「寝る前まで、テレビやスマホをみている」が269人(46%)と最も多かった。「運動習慣がない」は172人(29%)、「休日は平日より2時間以上遅く起きる」は90人(15%)いた。
 テレビやスマホのブルーライト(青色系の光)は、生活リズムを「夜型」に変えるとされる。「寝る前まで、テレビやスマホを見ている」を挙げた269人のうち104人が「夜中に何度も目が覚める」と答えている。また98人が「朝起きた起きたとき、疲れが残っている」と答えた。

 昼寝も長すぎると夜の睡眠の質を落とす原因とされているが、「30分以上の昼寝をする」も87人(15%)もいた。また、飲酒によって寝付きはよくなるが、眠りは浅くなり結果的に睡眠の質を下げるとされているが、「眠るためにお酒を飲む」人は45人(8%)。
 こうした習慣が「いずれもあてはまらない」人は151人で26%だった。

 アンケートは2018年7月11日~8月6日にReライフプロジェクトのウェブサイト「Reライフ.net」で実施。584人が回答した。年代別では、40代以下=61人(10%)、50代=213人(37%)、60代=213人(37%)、70代=86人(14%)、80代以上=11人(2%)だった。

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