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ヨガの呼吸法を応用? 不眠の悩みを解決する最新家電 

蔦屋家電コンシェルジュがおすすめする“快眠”ツール

更新日:2018年10月12日

 いびきをかく。眠れない。眠りが浅い。寝覚めが悪い……。睡眠にまつわる悩みは人それぞれですが、程度によっては、生活の質や健康にも影響します。医者にかかるほどではないと思うけれど、少しでも改善する手段はないものか。そんなニーズに応える睡眠関連ツールが、話題を呼んでいます。「二子玉川 蔦屋家電」コンシェルジュの石原元気さんに、お薦めの商品を紹介してもらいました。

 眠りの質を測るには、かつては医療機関に行くしかなかった。病室で体にたくさんの電極やコードをつけて実際に眠り、脳波や脈拍、呼吸の状態や眼球の動き、血液中の酸素の量などを記録し、医師が診断した。睡眠に悩む人は昔からおり、家庭で手軽に自身の睡眠の質を確認したいニーズはあったが、なかなか実現しなかった。
 しかし、スマートフォン(スマホ)の普及とアプリの進歩は状況を変えつつある。スマホは、傾きや動きなどを計る加速度センサーを初めとした、様々な計測器が搭載されている。枕元に置けば、いびきの大きさや寝返りの回数などを簡単に計測し記録することもできる。
 おかげでここ数年、スマホ連動型の家庭向け睡眠関連ツールが、相次いで発売されている。石原さんは「眠りの悩み解消の選択肢は広がっています。睡眠を改善したいと考える人が試し、改善できればそれで良し、もしも効果がなかったとしても、自身の眠りの現状が把握できれば、専門医にかかることも決断できますから」と話す。

いびき対策

アイマスク型のスノアサークルを装着
 眠りの悩みの代表格はいびきだ。いびきは、本人の眠りの質を落とすだけではなく、寝室を共にする家族にも迷惑をかける。石原さんによると「奥さんから『なんとかならないの?』と言われ、来店する男性は少なくない」とか。
 睡眠中は、全身の筋肉が弛緩(しかん)する。それに伴って舌の根元(舌根)もノドに落ち込んで気道を狭め、呼気が通りにくくなり、いびきが発生する。 いびきは、どうしたら止まるのか。「いびきをかいている人を軽く揺すると、いびきが止まることがありますよね。揺することで半覚醒状態になり、弛緩した筋肉が再び緊張、のどに落ち込んでいた舌根が戻って気道が確保されるのです。その原理を応用した製品もありますよ」。そう語る石原さんが紹介したのは「スノアサークル スマートアイマスク」(VVFLYエレクトロニクス)だ。


スノアサークル スマートアイマスク(VVELYエレクトロニクス)16200円(税込み)
 一見、ただのアイマスクだが、額に当たる部分に振動板が内蔵されており、いびきを感知すると震える。完全には目覚めないよう、振動の強弱はお好みで36段階に調整できる。
 アイマスク単体でも使えるが、スマホのアプリと連動させれば、いびきの回数や大きさ、止めた回数のほか、眠りの深さや寝返り回数なども記録し、起床後に確認することもできる。


スノアサークル(イヤホン型・VVELYエレクトロニクス)15200円(税込み)
 「スノアサークル」には、アイマスクタイプのほかに、耳たぶに装着して使用し、小さな音と振動でいびきを止めるイヤホンタイプのモデルもあり、好みで選ぶことができる。


入眠サポート

スリープヘッドホン(エムール)4104円(税込、スマホは含まず)

 寝付きを良くするには、心身をリラックスさせる必要がある。そのために石原さんが薦めるのは、やはりアイマスクタイプの「エムール スマートヘッドホン」(エムール)。アイマスクの耳にあたる部分にイヤホンを内蔵、つないだスマホのアプリに用意されたヒーリング系の音楽などを聴くことができ、そのリラクセーション効果によって寝付きをサポートする。
 入眠を感知すれば音楽は止まり、睡眠の深さの経過を記録することができる。また、起床したい時間をセットしておけば、その直前の眠りの浅いタイミングを捉え、寝覚め良く起こしてくれるスマートアラーム機能もある。「睡眠関連ツールは大抵1万円以上しますが、この製品は税込み4104円。試してみようかと思わせる低価格が魅力です」と、石原さんは語る。

グッドバイブズ(holi)11800円(税込)
 「ヨガの呼吸法に注目して、入眠を促す製品もあります」。紹介してくれたのは、「グッドバイブス」(holi)。
 ヨガに「プラナヤマ」という呼吸法がある。4秒かけて鼻から息を吸い、7秒間息を止めてから8秒かけて口からゆっくり息を吐き出す。これを繰り返すことで副交感神経が優位に転ずるという。グッドバイブスは、赤が4秒、黄色が7秒、オレンジが8秒それぞれ点灯するので、明かりの明滅をガイドに呼吸を繰り返すことができ、リラックスして入眠しやすい状態に導いてくれる。「シンプルですが、改めて自分の呼吸を意識させてくれるという意味でもユニークな製品だと思います」


耳障りな音を消す

スリープ・ミー(marpac)8964円(税込)
 音に敏感な人がいる。例えば冷蔵庫のうなりや隣家の物音、家のそばを行き来する車の音などが気になって眠れないという人には、「スリープ・ミー」(marpac)がお勧めだという。
 スイッチONで、円錐(えんすい)台型のボディー内にあるファンが回り、本体に開いたすき間から「ゴォー」という風音が漏れる。その音量は、ボディーを回してすき間の大きさを可変することで調整できる。作りはシンプルだ。
 この「ゴォー」という、テレビの砂嵐画面のような音は、人が聞くことができる全ての周波数を等しく含んだ音で、ホワイトノイズとよばれる。ホワイトノイズを一定の音量で流し続けて耳を慣らすと、ホワイトノイズの影響で、気になる物音を耳が拾いにくくなる。この現象を応用し、ホワイトノイズで耳障りな音を遮ることを狙った商品だ。「日本市場に入って来たのは4年前ですが、米国ではもう半世紀に渡って安眠をサポートする製品として親しまれています」と、石原さん。


体内時計をリセット

 不規則な生活をしたり、休日に遅く起きたりすると、体内時計が狂って時差ぼけのような状態(ソーシャル・ジェットラグ)になる。すると、夜になかなか眠れなかったり、朝の目覚めが悪くなったりする。
 体内時計のリセットには、朝にしっかり朝日を浴びるのが有効。朝日を浴びて16時間程たつと、眠りのホルモンであるメラトニンが分泌され、眠気を誘うようになる。

ライトセラピーゴーグル「AYO(アイオ)」を装着
アイオ(Novalogy)29800円(税込み)
 しかし、あわただしい朝には、なかなか朝日をしっかり浴びる時間はとれないもの。そうした人に向けて、朝に体内時計のリセットを助ける道具がある。メガネのような形で、フレームにブルーライトを発するLEDが仕込まれたライトセラピーゴーグル「AYO(アイオ)」(Novalogy)だ。「メガネをかけるように装着。歯磨きなどの朝の準備の合間にブルーライトにさらされることで、朝日を浴びる疑似体験ができます」と石原さん。「ブルーライトといっても紫外線や赤外線をカットされていますし、直視するわけではないので心配はないそうです。昼食後などに眠気を覚ます用途や、海外旅行の時差ぼけ対策にもお使いになれます」。その場合は、AYOと連携するスマホのアプリにフライトスケジュールなどを入力すれば、装着するべき時間を指示してくれるそうだ。


● 製品の詳細については、いずれもメールにて、下記の会社へ直接お問い合わせください。
「スノアサークル」「アイオ」「グッドバイブズ」については、ウェザリー・ジャパン(inquiries@weatherly.jp
「スリープ・ミー」については、エヌエフ貿易(info@marpac.jp
「スリープヘッドホン」については、エムール(y.sawada@emoor.co.jp

安眠ツール「スリープ・ミー」を持つ二子玉川 蔦屋家電コンシェルジュ 石原元気さん
〈案内してくれた人〉
石原 元気(いしはら・げんき) 二子玉川 蔦屋家電 コンシェルジュ。健康、美容を中心に生活家電全般に詳しい。ユーザーの悩みに寄り添った商品提案に定評がある。


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