SDGs ACTION!

イノベーションへ、4Revsに参加しませんか

イノベーションへ、4Revsに参加しませんか
主宰 ピーター. D .ピーダーセン
Peter David Pedersen 若手リーダーを育成するNPO法人NELIS代表理事、大学院大学至善館専任教授、(株)トランスエージェント会長。1967年、デンマーク生まれ。コペンハーゲン大学文化人類学部卒業。高校時代に日本に留学したことをきっかけに、のべ30年以上を日本で過ごす。大手企業や大学、経済団体、省庁などのCSR・環境コンサルティングやサステイナビリティー戦略支援に従事。著書多数。

4Revsは、日本の企業と世界の若手社会イノベーターの共創によって、人類が抱えている四つの生存課題に対し、イノベーションを生み出すことを目指すプラットフォームです。SDGs が掲げる目標は多岐にわたり、どれも重要ではありますが、ここでは最も危機的な状況にあり、ここが解決できないとほかの目標も達成できないと思われる4テーマに絞っています。

長らく日本企業や団体・機関のサステイナビリティー指導にたずさわってきました。資本主義のもとでの、社会の現行システムは機能不全に陥っています。人類が生き残るためには、これを書き換えなければいけないわけですが、残念ながらそのど真ん中にいる人たちだけで変えるのは非常にむずかしい。

なので、世界で活動している若手社会イノベーターたちによるネットワークをつくり、ボトムアップで社会を変革していこうと考え、2015年1月にNELIS(Next Leaders’ Initiative for Sustainability、設立当初は一般社団法人)を設立しました。

私が培ってきた人脈以外にも、トリプルボトムラインを提唱したジョン・エルキントンら、この分野での先駆者たちから注目すべきイノベーターたちを紹介してもらい、同年10月には世界14カ国から25人の若者が日本に集い、次世代リーダーサミットが実現しました。その後も、国内外で8回ほどサミットを開催してきました。

ただ二つの課題がありました。まず、イベントだけでは問題解決につながらない。もっと恒常的な仕組みをつくらないと――。2018年11月、NELISの主要メンバーが東京で話し合い、生まれた次の構想が4Revsでした。

パレスホテル東京に集まって議論したときのメモ

もうひとつ、これまでエコシステムについてはRE100(事業で使う電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際イニシアチブ)やSBT(温室効果ガス削減目標に関する指標のひとつ)など、さまざまなプラットフォームができましたが、その多くは欧米発です。日本は、残念ながら後から便乗するだけで、ゼロからのリーダーシップが少ない。ぜひ日本からイノベーションを発信したい――そういう思いがありました。

2020年度からスタートし、今年は2年目となります。4Revsを支える世界各地のイノベーターたちは、実にユニークです。アフリカで約3000の農家を束ねて有機農業の普及を進めるリーダーや、ギリシヤでグローバル企業が海外進出する際、どうやってローカル・アイデンティティー、地域の文化とサステイナブルな関係を築くかをテーマにしている男性、コスタリカでアップサイクリングに取り組む人――7人のプログラムマネジャーと20人前後のリサーチャーたちとのセッションを通じて、すでに新たなプロジェクトが生まれつつあります。2年目はこれらを具現化していくことが大きなテーマとなります。

ピーダーセン氏の著書や企画・監修した書籍。新たな価値創造を語る世界のリーダーへのインタビューは、NELISや4Revsの構想へとつながっている

また、2年目は朝日新聞SDGs ACTION!に、メディアパートナーとして参画してもらうことになりました。4Revsはメンバーシップによるクローズドなプロジェクトですが、まずはその存在を広く世の中に知ってもらい、仲間を増やしていく必要もあります。SDGs ACTION! のページでは、国内外の興味深い取り組みや人物、あるいは世界から収集した知っておくべき情報を、ほんの一部ですが、公開していきます。

もっと最先端の情報を知りたい、若手社会イノベーターと交流して自社にもサステイナブルな新事業を起こしたいという方の参加を、心からお待ちしています。

この記事をシェア
関連記事