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2021年 セールスフォース・ドットコムが実践するSDGs  多様性を受け入れるイクオリティの世界で自分らしく生き生きと

2021年 セールスフォース・ドットコムが実践するSDGs  多様性を受け入れるイクオリティの世界で自分らしく生き生きと
sponsored by 株式会社セールスフォース・ドットコム

イクオリティは企業をより強くする LGBTQの理解を広める「Outforce」

クラウド型の顧客管理(CRM)システムなどを提供する「セールスフォース・ドットコム」は、ビジネスだけでなく、さまざまな社会貢献を通じて、SDGsを実践している。社員が高い意識を持ち、仕事やボランティア活動に取り組んでいるが、その根底にあるのが独自の企業文化。同社が大切にする意識や行動とは、どのようなものだろうか。サステナブルな社会、企業、個人のあり方も踏まえ、イクオリティ(平等)の推進に取り組む酒寄久美子さん、レズビアンであることをオープンにしてLGBTQ※1の理解を深める活動に携わる岡林薫さんに話を聞いた。

株式会社セールスフォース・ドットコム
イクオリティオフィス シニアマネージャー/酒寄久美子さん
みんなが生き生きと働けるイクオリティの世界を目指す

セールスフォース・ドットコムは「信頼」「カスタマーサクセス」「イノベーション」「イクオリティ(平等)」という4つのコアバリューを掲げています。その中でも「イクオリティ」は、私たちが大切にしている指針の1つです。「権利の平等」「賃金の平等」「教育の平等」「機会の平等」の4つの平等を掲げ、誰もが活躍できる環境づくりに取り組んでいます。目指すのは、社会構成を反映させた職場。そこにはあらゆるジェンダー(男性・女性であることに基づき定められた社会的属性)、LGBTQ、障がいをもった社員、様々な価値観をもった社員がいる。それが実現すると、多様な意見が挙がるようになり、イノベーティブな製品や発想も生まれやすくなります。いわゆる社会的マイノリティの方も自分らしく生き生きと活躍し働けるようになると考えています。

このような考えの根底にあるのが、私たちの企業文化です。従業員、お客様、コミュニティすべてが家族であるという考え方は、お互いを尊重し受け入れ、帰属意識を育みます。就業時間、株式、製品のそれぞれ1%を社会に還元するという「1-1-1モデル」※2では、社員のボランティア活動などを通して、さまざまな人と接点を持つことができ、それと同時に仕事では得られない多くの学びを得ることもできます。こうした意識や行動は、多様性を受け入れる「ダイバーシティ&インクルージョン」にもつながっていくでしょう。そしてその先に、私たちが目指すイクオリティの世界があると考えています。最近、私たちの会社に興味をもって下さる学生も大変増えてきました。社員の個性や多様性を大事にする社風がさまざまな活動を通じて広がり、学生たちの志望動機のひとつになっているのではないでしょうか。

ジェンダー・イクオリティの課題を通して、アンコンシャス・バイアスを考える

現在、私たちが特に力を入れているのが、「ジェンダー・イクオリティ」です。世の中で不平等な立場に置かれているさまざまなグループがある中で、「女性」というくくりはマイノリティの中で最も大きな集団なので、女性への偏見を正しく理解を深めていくことで、イクオリティが大きく前進する可能性があると考えています。ほかの平等に関する課題についても、基にある原因は同じではないかと考えており、「ジェンダー・イクオリティ」が改善されれば、ほかのイクオリティ問題にも大きな影響を与えられると思います。同じ原因とはすなわち、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」ではないでしょうか。「ジェンダー・イクオリティ」で言えば、現実には働く女性が多くなっているのに、私たちの中にはどこかで「男性は働き、女性は働きながら家庭も支える」という考え方がまだ残っています。でも時代は変わりました。誰もがそういうバイアスを持っていることを理解した上で問題に向き合うことが、これからの時代に必要です。コロナ禍によって価値観が変わっていく過渡期の今こそ、変革の時です。私たちは、イクオリティの推進により注力し、平等な社会を築いていきたいと考えています。


株式会社セールスフォース・ドットコム
エンプロイーサクセス グローバルオンボーディング マネージャー/岡林薫さん
LGBTQへの理解を深めてもらう大事な4つのステップ

多様性を肯定するセールスフォース・ドットコムでは、LGBTQ支援の取り組みが進んでいます。その中で私はLGBTQへの理解促進向上に向けた活動を行う社内コミュニティ「Outforce」に属しています。社外にもメッセージを発信し続ける草の根運動を続けてきたことで、私たちの企業文化に興味を持つ方たちが増えてきました。LGBTQ当事者にも安心感を与えているようで、入社後に「私も実はそうなんです」と話してくれる社員もいます。LGBTQの理解が進むと、イクオリティの意識も高まり、多様な人材が集まるので、業務の生産性にもつながると思います。

私たちの意見を代弁したり、サポートをしてくれる「Ally(アライ)」と呼ばれる支援者もいます。LGBTQがメディアなどで取り上げられるようになり、その数も増えてきました。「Ally」になるステップとして、LGBTQへの理解を深めてもらうための4つの段階があります。最初は関心や興味を持って「尋ねる」、次に相手の話に敬意を持って「耳を傾ける」、そしてイベントなどに「参加する」、最後に得た知識や経験を「発言する」。発言は周りの人に「今日お昼これ食べたんだよ」と話すような感覚と同じで構いません。

結婚の平等を主なテーマに今年も「東京レインボープライド」に参加

また、社内では定期的にイベントも実施しています。世界的には6月に行われる「プライド月間」を4月下旬から5月上旬に、10月に「カミングアウトデー」、11月に「トランスジェンダー認知週間」、12月に「世界エイズデー」を開催。特に「カミングアウトデー」は、社内のLGBTQの方が登壇してカミングアウトについての話をしてくれ、毎回大きな反響をいただいています。活動を通してLGBTQへの理解を深めてもらえればと思っています。

私たちの会社は結婚の平等を応援していて、福利厚生の面でも同性パートナーは異性パートナーと同様の結婚の特別休暇などが与えられています。そして結婚の平等の法制化も望んでいます。国より一歩踏み込んだパートナー制度などを設けている自治体もありますが、現行の法律では相続などカバーできない面がたくさんあるのが現状。異性婚のカップルと同じ権利が必要です。4月24日、25日に開催される「東京レインボープライド」※3に今年も参加しますが、私たちは結婚の平等を主なテーマにします。マイノリティはいないわけではなく、見えていないだけ。これからもLGBTQの存在を可視化してもらうような活動を続けていきます。

セールスフォース・ドットコムが取り組むSDGs

目標5:ジェンダー平等を実現しよう

目標10:人や国の不平等をなくそう

【注釈】

(※1)「LGBTQ」・・・レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニングの英語の頭文字を取ったセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称。

(※2)「1-1-1モデル」・・・セールスフォース・ドットコムが取り組む社会貢献活動のモデル。就業時間の1%でボランティア活動をし、株の1%を地域コミュニティや教育のために使い、自社製品の1%をNPOや教育機関などに提供している。

(※3)「東京レインボープライド」・・・セクシュアル・マイノリティへの理解を進める国内最大級のイベント。今年は4月24日、25日に開催。

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