SDGs ACTION!

地球と未来のために。くじけず続ける植樹活動 イオン環境財団の「植樹30万本プロジェクト」

地球と未来のために。くじけず続ける植樹活動 イオン環境財団の「植樹30万本プロジェクト」
宮崎県「綾町イオンの森」でのさくらの植樹=2021年11月
Sponsored by イオン環境財団

どんな状況でも植樹を続けたい――。公益財団法人イオン環境財団(理事長:岡田卓也・イオン株式会社名誉会長相談役、以下:財団)は、コロナ感染症拡大の影響で、ボランティアや子どもたちが植樹地に集まることが難しい状況を考慮し、昨年10月、団体や家庭に苗木を配布し、1年間育ててもらう「苗木の里親プロジェクト」を始めました。今秋は、各地で育まれた苗木が再び財団の元に届けられ、「イオンの森」に、新たな命が吹き込まれつつあります。財団では、この植樹の輪をさらに広げようと、財団設立30周年を記念し、今年9月から2024年までの3年間で30万本を植樹する新たなプロジェクトをスタートさせています。

「苗木の里親プロジェクト」全国に約1万本配布

図2
里親になってくれる石川県白山市立白峰小学校の児童に苗木を配布=2020年10月

財団は1991年から、自然災害や伐採などで荒れた森の再生をめざし、国内と、中国やベトナム、インドネシアなど、アジアを中心に11カ国で、地域ボランティアの人たちと共に植樹をしてきました。イオングループとしての累計植樹本数は1223万本を超えるといいます。ただ、感染症拡大の影響で、遠方の植樹地に集まることが難しくなったため、それに代わる活動として昨秋「苗木の里親プロジェクト」がスタートしました。

里親プロジェクトの苗木は、全国の小学校や大学、自治体、イオン店舗など100カ所で、29樹種、約1万本の苗木を配りました。財団の担当者は「最初は、どれぐらいの人が受け取ってくれるだろうか、興味を持ってくれるだろうか、と心配でしたが、喜んで受け取ってくれた人が大勢いらして安心しました」と話します。

ただ、1年間鉢植えの苗木の里親になるのは、思ったより大変だったようです。日当たりや、水はけを考えたり、大きな鉢に植え替えたりして、手間ひまのかかる作業です。配布した苗木の中には頑張って育てたにもかかわらず、枯れてしまったものもあったようです。それでも、財団の担当者は「植物を元気に育てることの大変さがわかった、愛着が持てたなど、反響が大きかった」と感慨深そうに振り返ります。

上手に育った苗木は約2350本が財団の元に届けられました。そのうちの175本は、今年11月に、東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市の「石巻復興の森づくり植樹祭」(財団共催)に届けられ、植樹予定だった3千本と共に植えられました。

植樹の輪をさらに広げよう。植樹30万本プロジェクト

図3
地域の皆さまに自宅で育てていただく苗木をプレゼント=2021年9月

「苗木の里親プロジェクト」での反響を受け、財団は設立30周年を記念した「植樹30万本プロジェクト」を企画しました。今年9月から2024年3月までの期間に、桜を中心とした苗木30万本を、全国のイオン店舗や自治体、学校で各地域の方にプレゼントします。自宅などに植えてもらうほか、里山や公園への植樹も予定しています。

今回のプロジェクトの樹種は桜が中心で、全国に新たな桜の名所をつくることも目的にしています。財団は「桜は昔から地域の暮らしや里山を彩ってきたもので、季節感も感じられます。将来的には地域の皆さまの憩いの場をつくれれば」と説明します。すでに店舗や公園では苗木を受け取った方から「緑が大好きだからうれしい」「子供と一緒に植えたい」など喜びの声が聞かれたと言います。

財団のプロジェクトリーダーは「これまでの30年間、森づくりにともに取り組んできた皆さまへの感謝の意を伝えるとともに、緑化の一助となればと願っています」と賛同を呼びかけています。

公益財団法人イオン環境財団
1990年に「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」というイオンの基本理念のもと設立された。環境課題に応じた事業を継続的に展開しており、現在は「イオンの森づくり」「助成」「環境 教育」「パートナーシップ」の事業を中心に活動をしている。財団ホームページ(http://www.aeon.info/ef/)
この記事をシェア