SDGs ACTION!

【教育の部】共生社会を考えるイベント 次世代担う人たちの手で 関西NGO協議会

【教育の部】共生社会を考えるイベント 次世代担う人たちの手で 関西NGO協議会
NPO法人関西NGO協議会(代表者 三輪敦子)

社会課題の解決やSDGsの達成に向けて地道に活動する人を支援する「SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞」(SDGs岩佐賞)の第1回受賞者が10月22日(土)に公表されました。SDGs ACTION!では、受賞者の方たちの活動内容をご紹介します。(Sponsored by 岩佐教育文化財団)

活動名:国際協力・SDGs普及啓発事業「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth」

教育の部・団体 賞金300万円

2014年、関西NGO協議会が中心となり、日本初の高校生のための国際協力普及啓発事業「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth」が開催されました。

それ以来8年間で、関わったユース世代は延べ3万2000人以上。学校の中では学ぶ機会の少ない世界の課題や、その課題に取り組む人たちとの出会いを若者たちに提供し、「自らも社会を構成する一人であること」「自身の行動が世界とつながっていること」を伝えてきました。

2015年には高校生実行委員会が結成され、これまで174名にのぼる高校生が企画や運営・提言に深く携わってきました。また卒業生の多くがその後もグローバルな課題に関心を持ち、国際貢献・市民活動に参加したり、大学で関連する分野を専攻したり、留学して勉強を続けていたりすることも、当イベントの教育的効果を示していると考えています。

現在は、高校生実行委員経験者の中からワンフェスユースOV(Old Volunteer)会が結成され、高校生実行委員会をサポートすることで、次世代のグローバルユースリーダーの育成につなげています。2020年からはOV会が運営委員会に加わり、当時19歳の女性が副運営委員長に就任しました。

関西NGO協議会の活動

また、私たちのところに視察に訪れた団体が神奈川県内で同様のユースのイベントを実施するなど、波及効果も生まれています。コロナ禍ではオンラインでのイベント開催を余儀なくされましたが、オンラインで実施することにより様々な地域からの参加者を得ることができたというプラスの側面もありました。

この事業は、ユース世代が社会の幅広い人たちと接点を持ち、SDGsの探究や実践をおこなう他にはない「教育現場」として、高校の先生方からも支持をいただいています。

受賞コメント

本事業はSDGs達成のための重要なアクターである「若い世代」が中心となり、次世代を担う地球市民の一人として多様な活動を展開してきました。今回の受賞は、8年間という期間に活動に携わったユース世代3万2000名の努力と成果への評価、そして期待の証しだと考えます。賞金はその期待に応えるため、あらゆる世代・団体と協力し、SDGs達成に貢献する活動に生かしていきます。

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