SDGs ACTION!

【医療の部】心身に悩みを抱える女性を守り支える「母船」になりたい 日本女性財団

【医療の部】心身に悩みを抱える女性を守り支える「母船」になりたい 日本女性財団
一般財団法人日本女性財団(代表者 対馬ルリ子)

社会課題の解決やSDGsの達成に向けて地道に活動する人を支援する「SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞」(SDGs岩佐賞)の第1回受賞者が10月22日(土)に公表されました。SDGs ACTION!では、受賞者の方たちの活動内容をご紹介します。(Sponsored by 岩佐教育文化財団)

活動名:困窮する女性を救済するフェムシップドクターの活動

医療の部・団体 賞金300万円

コロナ禍における貧困や失業を背景に、DVや虐待、性暴力や性的搾取など、困窮する女性や女の子が増えています。

日本女性財団は、そんなコロナ禍の2020年夏に誕生しました。全国の心ある女性医師たちが、医療・福祉・企業・政治で活躍する女性たちと力を合わせ、困窮する女性たちを救い、困難な時代でも助け合って生き抜く力を身につけてもらおうと結成したのです。当財団は、包括的に女性の人生を支え、救済して乗せる母船(femship:フェムシップ)のような団体でありたいと思っています。

現在、全国32名のフェムシップドクターたちが、地域で福祉団体と連携しながら活動中。女性たちの相談窓口となり、からだや心の不調、性暴力被害、望まない妊娠、性感染症、うつや自殺企図などの対応にあたっています。

日本女性財団の活動

なお、フェムシップドクターの診療費用や財団事務局や支援団体との連絡費用などは、公的資金では補填(ほてん)できないものが多く、従来は医師の私的な補填でまかなっていました。財団設立後は、財団で独自に集めた費用をあてています。

今後3年間で、フェムシップドクターを32名から500名に、連携団体は1500団体まで増やす計画をたて活動中です。日本の女性が困窮から抜け出し、ジェンダー格差に負けずに生き抜き、そして体と心と社会的なウェルビーイングを実現できるよう、これからも力を尽くしたいと思っています。

受賞コメント

この度はありがとうございます。SDGsのゴール3でうたわれている「健康と福祉」、ゴール4「質の高い教育」の特に包括的性教育、さらにゴール5の「ジェンダー平等」について、その必要性への理解が我が国でもようやく進みつつあると感慨深いです。医療と福祉を、そして地域と人々をつなげ、困窮する女性のために賞金を役立てたいと思います。

この記事をシェア
関連記事