現在位置:
  1. asahi.com
  2. 2010鳩山政権
  3. ニュース
  4. 記事

2010鳩山政権

首相、改めて続投に意欲 1日夕にも小沢氏らと協議

2010年6月1日13時11分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 鳩山由紀夫首相は1日朝、民主党内で首相の退陣論が強まっていることについて、「政策を大きく変えるために出発してきたこの新政権にふさわしい形で、これからも行動していきたい」と述べ、改めて続投に意欲を示した。首相公邸前で、記者団の質問に答えた。首相は1日夕にも小沢一郎幹事長、輿石東参院議員会長と今後の対応を協議する見通しだ。

 首相は記者団に「大事なことは国民の暮らしのために何がベストかだ」と語り、自らが退陣して政権が不安定化するのは避けるべきだとの考えを示した。また、訪問先の宮崎市内では同日午後、「代表と幹事長でしっかり協力していきながら、難局に対していきたい。こんにちまで身を粉にして働いてきたが、なかなか国民の理解をいただいていない。そのことを反省しながら、幹事長ともよく相談をしながら、しっかりとした道筋を考えていきたい」と述べ、進退も含めて小沢氏と協議する姿勢を示した。

 首相退陣論が噴き出している参院民主党は同日正午すぎから、国会内で常任役員会を開催。輿石参院議員会長や高嶋良充参院幹事長、平田健二参院国会対策委員長らが首相の進退をめぐって改めて意見交換した。出席者によると、首相に厳しい意見が相次いだため、輿石氏が「みなさんの思いをくんで対応するので任せて欲しい」と引き取ったという。

 一方、この日の閣議後の記者会見では、閣僚から首相の擁護論が相次いだ。

 菅直人副総理兼財務相は「鳩山政権で首相を支える立場は変わりない」と述べ、仙谷由人国家戦略相も「(首相が)代わることはまったく想定していない」。原口一博総務相は「(政権発足から)8カ月、地域主権改革など様々なことを成し遂げてきた」と内閣の実績を強調した。

 平野博文官房長官は「首相の進退なんていう言葉が飛び交うこと自体がおかしなことだ」と述べ、参院民主党から噴き出した退陣論を牽制(けんせい)。連立を組む国民新党代表の亀井静香金融相も「私も全力で支えていくし、民主党もそうだろう。自信を持って首相を支えてがんばってもらいたい」と述べた。中井洽国家公安委員長は「首相と小沢氏の会談を見守りたい」と述べ、退陣論が収束することへの期待感を示した。

 首相批判の引き金を引いた社民党の連立離脱について、北沢俊美防衛相は「残念だが、県外・国外(移設)を追求すれば米軍普天間飛行場が固定化されるから、やむを得ない決断だった」。小沢鋭仁環境相は「首相の普天間問題への思いは間違っていたとは思わない」とかばった。

 一方で、前原誠司国土交通相は「普天間問題に象徴されるような首相のリーダーシップの問題、あるいはツートップの『政治とカネ』の問題が大きく、支持率が下がっている」と指摘し、支持率低下の責任は小沢幹事長にもあるとの見方を示した。小沢氏と距離を置く渡部恒三元衆院副議長も、「鳩山君だけ悪いという理解を国民がするわけない」とくぎを刺した。

検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介