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「自民におごり、国民の見方」 自民県連・大島会長語る

2007年07月05日

 「久間ショック」から一夜明けた4日、自民党県連会長の大島理森・衆院議員は、八戸市内の同氏の事務所で報道各社の取材に応じ、「自民党におごりがあったと国民が見ている」と述べた。年金記録問題で国民の不信感が高まっているところに、現職閣僚の「原爆発言」の追い打ち。29日投開票される参院選は自民党にとって、厳しい戦いになるとの見通しを示した。以下は、大島会長との主な一問一答。

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「守りではなく、攻める」。参院選の戦い方を語る大島理森・自民党県連会長=八戸市内で

 ――自民の現状は。

 「後ろから、そよ風が吹いているという状況ではない。自民党に期待してはいるが、いささかおごりが見えると、国民が感じているだろう。『国民の心をつかんで、政治をやりなさい』という天の声が聞こえている気がする」

 ――おごりとは。

 「テレビで映される国会での採決のありようなどが、(与党議員が多くを占める)衆院の数を背景にしていると思われているのではないか。国会は論戦の場であるという基本に立ち返れという国民の思いが、私どもに向けられている」

 ――年金問題について自民党の責任は。

 「『誰が悪い、これが悪い』ではなくて、社会保険庁のなれ合い的な体質を立て直すのが政治全体の責任だった。そういう意味で、我々も責任を逃れるわけにはいかない。だからこそ、これから1年以内に(年金記録の照合を)やります、と申し上げた」

 ――04年参院選の時も国会議員らの年金の未納が問題になった。その後、自民はどう年金問題に取り組んできたのか。

 「あの時をきっかけに我々は社保庁の問題を深く認識し、そのあり方を議論してきた。社保庁を解体し、出直させるという改革関連法が国会で成立したが、法案は昨日今日出たものではなく、04年からの学習の効果だ」

 ――久間・前防衛相の、原爆投下は「しょうがない」との発言を、どう考えているのか。

 「どういうコンテクスト(文脈)がそこにあったかは別として、政治家にとって言葉は非常に重い。ましてや(久間氏は)大臣だ。『しょうがない』という言葉は、一般国民の常識からすると、とても受け入れられない。まことに遺憾きわまりない」

 ――久間氏が発言した文脈を考えた上で、どう評価するのか。

 「私はよく見ておりません。いずれにしても、そういう言葉でこの問題を語ってはいけない」

 ――安倍政権発足以来、柳沢厚労相の「産む機械」発言や、自殺した松岡前農水相の事務所費問題などトラブルが次々と起こった。閣僚は3人交代した。この政権についてどう考えるか。

 「自民党の総裁は安倍首相。個人的な意見を言うことは差し控える」

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