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さあ政治決戦へ 年金など争点、4氏の争いか

2007年07月12日

 今年の政治決戦のヤマ場となる参院選は12日公示される。これまでに青森選挙区(改選数1)に立候補を表明しているのは、自民党公認の現職山崎力氏(60)=公明推薦=、民主党公認の新顔平山幸司氏(37)=国民新推薦=、共産党公認の新顔高柳博明氏(37)、社民党公認の新顔渡辺英彦氏(66)の4人。国民に大きな不安を与えている年金記録問題、憲法改正の是非、農業や雇用問題などが主な争点となりそうだ。投票は29日で、即日開票される。

 県内の有権者数は11日現在で、119万639人(男性55万9628人、女性63万1011人)。

 自民の山崎氏は、年金問題による「逆風」の中、支持者の集会にこまめに顔を出し、政府・与党の解決策を説明してきた。自民党県連の冨田重次郎幹事長は11日、取材に対し「厳しい選挙だが、県民の理解を求めていくしかない」と述べた。また、民主党の農業政策を「ばらまきという感じだ。政策論争をしたい」と話した。

 逆に、年金問題を「追い風」にすることを狙う民主の平山氏は、街頭演説でこの問題を積極的に取り上げてきた。民主党県連の田名部匡省代表は11日出したコメントに「最大の争点は年金。国と国民との契約を守らない国家が、果たして国家といえるだろうか」と記し、「全国が注視する1人区での勝利に全力を尽くす」と決意を示した。

 共産の高柳氏の陣営は、自民、民主の「二大政党化」への流れができつつあることを、警戒している。党県委員会の堀幸光委員長は11日の取材に「民主の政策は、自民と似たり寄ったりだと多くの人は感じている。憲法改正などを目指す自民の暴走に、歯止めをかけられるのは共産だけ。有権者に考えてもらう」と述べた。

 社民の渡辺氏は、街頭演説より、支持者回りを優先してきた。二大政党への埋没を警戒するのは共産と同様だ。社民党県連合の奈良岡克也代表代行は11日の取材に「第三極の政治勢力をつくりたい」と述べた。「年金や増税問題の陰に憲法問題が隠れているが、生活の基盤である平和を守るため護憲を訴えて支持を拡大したい」と話す。

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