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年金・格差……現職に3氏挑む

2007年07月13日

 参院選が12日公示され、青森選挙区では社民新顔の渡辺英彦氏(66)、3選を目指す自民現職の山崎力氏(60)=公明推薦=、共産新顔の高柳博明氏(37)、民主新顔の平山幸司氏(37)=国民新推薦=の4人が立候補を届け出た。安倍内閣発足後、最初の本格国政選挙となる今回は、地方に打撃を与え、格差問題を顕在化させた小泉改革への評価、安倍首相が掲げる改憲の是非、年金問題などが争点となる。投開票は29日。

 ■渡辺陣営

 社民の渡辺英彦氏は午前8時45分、青森市役所前で第一声。紺のスーツにエンジのネクタイ姿で護憲と格差是正を中心に有権者に訴えた。

 応援演説で、党県連合代表代行の奈良岡克也県議が「民主党へと進みがちな反自民票を、しっかりと受け止めなければならない」と述べ、陣営の引き締めを図った。

 渡辺氏は12日朝も日課のジョギングを欠かさなかった。同市大野の自宅を出発し、県庁近くの神社までの往復約8キロ。神社で祈願はしなかったというが、「走ると調子いい」。朝食には、「夏バテしないようにね」とウナギを食べた。

 渡辺氏は選挙期間中、地元の青森市内を中心に支持者を回って支持を訴える作戦だ。

 ■山崎陣営

 午前7時半、自民の山崎力氏は約300人が集まった青森市内の事務所で出陣式。選対本部長の大島理森・同党県連会長ら、党の県選出衆院議員4人全員が、応援のマイクを握った。

 津島雄二・衆院議員は「青森は全国の分水嶺(ぶんすいれい)。ここで万一のことがあれば(与党が)非常に厳しいことになる」と危機感を強調。山崎氏は「今回の選挙は私1人のものではない。しかし私がやらなければいけない」と決意表明した。

 同8時50分、第一声のために集まった青い森公園でも、津島氏が応援演説した。8分間強の演説時間のうち、民主の政策批判が4分間強を占めた。「耳に優しい言葉の中に、大変な問題が含まれている」と訴えた。

 ■高柳陣営

 午前9時。共産の高柳博明氏は青森市中央3丁目の青森ビル前で、70人ほどの支持者が見守るなか、第一声を上げ、遊説に入った。

 濃紺のスーツの襟には、水色の「9」のバッジがあった。知人からもらったもので、憲法9条改正を止めようという意思を表した。

 先の知事選で共産公認で立候補した堀幸光・党県委員長、青森市選出の諏訪益一県議らと笑顔で握手を交わし、聴衆に手を振った。

 女性団体の代表や農業者代表が、子育て政策や農産物の自由化阻止に対する同党への期待を述べた。これを受け、諏訪県議は「自公も、民主も貧困を助長してきた。確かな野党への支持をお願いしたい」と訴えた。

 ■平山陣営

 民主の平山幸司氏は午前8時15分、青森市大野の事務所で出陣式。支持者ら約60人がガンバロー三唱をした。午前9時から、同市の古川市場近くで第一声を上げた。

 応援演説で田名部匡省県連代表が「政権交代可能な2大政党を作ろうと自民党を飛び出した。最後までやり通す」と決意を述べた。連合青森の山本信悦会長は「自民党の小泉、安倍政権によって国民生活はズタズタにされようとしている」と政権交代を訴えた。

 平山氏はただちに遊説に出発。蓬田村や五所川原市などを回った。横山北斗・選対本部長は「初心に返って平山のために頑張る」と、自身が初めて選挙に出た時の運動靴にヘアバンド姿で平山氏に同行した。

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