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「みちのく1人区」有名議員、テコ入れ続く

2007年07月17日

 激戦の「みちのく1人区」、青森での戦いは16日、中央から再びテコ入れが入った。自民党の中川秀直幹事長と、衆院で民主党と同じ会派の田中真紀子議員の2人。両党党首の来県からわずか3日後、有名な2氏の県内入りで、舌戦は熱い。

 ■自民・中川幹事長

 中川幹事長は同日、十和田市内のホテルで、同市の中野渡春雄市長ら近隣市町村の首長らと会談した。出席した古川健治六ケ所村長によると、首長側から、地方財政の支援や医師不足の解消、道路をよくしてほしいなどと訴える声が出た。

 その後、中川幹事長は同市内の公園に移り、数百人の聴衆を前に演説した。小泉前首相の政権下で構造改革の旗振り役を担った中川氏は、改革に伴う地方経済の疲弊にふれ「皆様に痛みに耐えていただいたおかげで、経済がプラス成長まで浮上してきた」と述べた。

 そのうえで、「安倍政権が敗北すれば、景気回復が地方に来ないまま終わってしまうのではないか」として、与党勝利の必要性を訴えた。

 中川幹事長は同日午前に起きた新潟県中越沖地震にふれ、「党の調査団を直ちに派遣した。責任政党として緊張感をたぎらせている」。安倍首相について「我が身を犠牲にしても国民を裏切らない男だ」とし、「人間性の豊かさが多くの人に伝わっていない。野党や一部マスコミから攻撃されている」と訴えた。

 ■田中真紀子氏

 田中衆院議員は弘前、青森両市で演説。テンポのよい「真紀子節」に2会場が沸いた。

 青森での演説会に訪れたのは、主催者発表で3500人。千席ある会場は満席で会場外のテレビ画面に見入る人も。田中氏は30分の予定を1時間近くオーバーした。

 自民党については「田中角栄以降の首相はガラクタ続き。一番直近(の首相)なんて目を覆うほど」と批判した。自民党の長期政権を「カレーライス」にたとえ、「ジャガイモは固いし、食べたら下痢するだけ。そこにおいしい天丼作って食べてけと言われたら、食べるもんですよ。一度、民主党に政権を持たせてください」と訴えた。

 同日発生した新潟県中越沖地震は田中氏の地元で「(04年の)中越地震がやっと収まったのに、また災害になった。明日新潟に行く予定だったのですが列車が動くか不安」。

 演説会を主催した民主党県連の今博幹事長は取材に「(田中氏から)感じ取ったところを口コミで広げてもらえば、無党派層にも影響が出るのではないか」と話した。

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