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〈わの一票@車力〉米軍の街への期待・不安

2007年07月19日

 つがる市・車力のコンビニ。総菜コーナー脇のテーブルで、米軍関係者とみられる外国人男性が牛丼にケチャップをたっぷりかけて食べ始めた。

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コンビニの総菜コーナーには英語の説明書きがあった。米軍関係者のために従業員が置いた=つがる市車力地区で

 「最初はその食べ方に驚きました」。コンビニの店長の男性(27)は開店当初を振り返った。

 昨年6月、車力の航空自衛隊基地に米軍のXバンドレーダーが配備された。米本土に向かう北朝鮮の弾道ミサイルを警戒する施設だ。今、運用にあたる米軍関係者計約100人が基地近くのアパートなどで暮らす。

 5月、そのアパートの目の前に、基地周辺で唯一のコンビニができた。

 客は6割が自衛隊関係者だが、米軍関係者も2割。ビールやポテトチップス、鳥のから揚げなどを買っていく。「お客さんとして米軍の方にどんどん来て欲しい」。店長は期待する。

 日本海に面した車力漁港。60代の男性が網のほつれを直していた。地元の自民党衆院議員の熱心な支持者だが、レーダー配備には今も反対だ。「いずれミサイルだって配備されるかもしれない。三沢のような米軍の街になるのではないか」

 最近まで、小泉政権発足時の新聞を手元に残していた。「数年間、痛みを我慢すれば経済がよくなる」。期待を膨らませた。が、新聞は捨てた。「結局、経済は全然よくならなかった」。Xバンドレーダー配備では米国の言いなりに見えた。

 ――あなたの1票をどうしますか。

 「小泉政権以降、自民党は死んだ。政権交代が必要だ」

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