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4陣営、戦いの個性4色 投開票まであと1週間

2007年07月22日

 参院選は21日、公示から10日目を迎えた。街頭演説で自らの政策を訴えたり、ライバル政党を攻撃したり、支持者を回って支援を訴えたり。青森選挙区(改選数1)に立候補した4氏の戦術には、それぞれの個性が出ている。投開票まであと1週間。4陣営の戦い方を見てみると――。

 社民党の新顔渡辺英彦候補(66)は、青森市議、県議時代からの選挙戦術を踏襲し、同市内の支持者回りに重点を置いている。「国政としては異例」(渡辺氏陣営)の選挙戦だ。14日には、選挙運動時間中の午後6時から市内のすし店で高校の同期生と会食する「マイペース」ぶり。21日は、比例区で立候補した同党幹事長の又市征治候補(63)と同行し、津軽地方で演説を繰り返したものの、終盤戦でも投票前日の28日を除いて街頭にはほとんど立たず支持者回りに費やす予定だ。

 自民現職の山崎力候補(60)=公明推薦=陣営は、党独自の情勢調査などから、「当落は五分五分」との見方を固めつつある。山崎候補は公示後、街頭演説で年金問題の与党の責任を認め、陳謝を繰り返してきた。陣営幹部は「年金がもらえなくなるわけではないと有権者がわかってきた。逆風はやんできた」とみる。「(与党が)他に余計な問題を起こさければいいが」と祈るような表情だ。今後、麻生外相や小泉前首相、小池防衛相らが続々来県し、無党派層へアピールする。

 共産新顔の高柳博明候補(37)は、1日20回前後の街頭演説を続けることはこれまで同様。だが、21日から演説の内容を変えた。20日までは年金や格差問題などで与党を批判する内容が中心だったが、今後は民主党を批判しつつ「与党の暴走を止められる力があるのはどの党か」と、民主、共産両党の政策を比較するよう訴える内容を中心に据える。堀幸光・党県委員長は「自公政権がダメということは、すでに世論に十分表れてきている」と、演説内容を変えた理由を説明する。

 民主新顔の平山幸司候補(37)=国民新推薦=は「知名度不足が課題」(同党県連幹部)との情勢認識の下、街頭演説で政策などを訴える戦術から、選挙カーを降りて短い演説をし、握手を繰り返して顔を売る「辻説法」を増やす方針に切り替えた。21日も青森市内で辻説法に汗を流した。周囲も盛り上げに必死だ。同日は菅直人代表代行らの妻が、平山氏の妻と一緒に青森市の中心商店街を回った。23日には小沢一郎代表が、24日には前原誠司前代表が来県する。

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